05.12 (Sun)
デトロイト出身のハウス系のプロデューサー/DJ。今も語り継がれている、80年代後期のデトロイト・ハウス/テクノ・シーンを支えた伝説的なクラブMusic InstituteのレジデントDJ兼オーガナイザーである。91年から制作を開始し、Serious Grooves/KMSからデビュー。93年にデリック・メイのレーベルFragileから「I Like Having You」をリリース。以降も精力的に世界の有数レーベル、カール・クレイグのPlanet-E、Guidance、King Street/Nitegrooves、Trackmode、Moods & Grooves、Mahogani Music、Lifeline等からソウルフルで、トライバルなディープ・ハウスの作品をリリースしている。自らソウルフルなヴォーカルと、パーカッショニストでもあるからの巧みなボンゴ・プレイが調和したトラックは、数多のハウスとは一線を画す瑞々しさをたたえている。2000年にDistanceから初のフル・アルバム「Rhythm Exposed」を、2003年には2作目の「Stories from Bohemia」をPeacefrogからリリース。現在DJとして、ディスコやモータウン、Pファンクらのデトロイト発のソウルとファンクのルーツを継承したプレイにより、世界中のクラウドを魅了している。近年では、JOE CLAUSELLのMIX CD「TRANS-LATE」に「Clouds Are Gone」が収録され話題となり、Atal Musicの初レーベルMIX CD「Choice Cuts」でも監修とミックスに携わった。加えて、アルバム「Souls Like Mine」と初の自身の集大成作品集「Alton Miller: Selected Works」をOctave-Labからリリースし、高い評価を得ている。廃墟と化した街デトロイトでの過酷な生活体験をもとに彼が生み出す音楽は、深くソウルフルに響く。...
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