Roman Fluegel aka Alter Ego
2004年3 月にリリースしたRockerが全世界中のダンス・フロアを賑わせたALTER EGOのキーパーソンであると同時に、数々の名義と多様なサウンドを駆使し、ライブ、DJ、プロデューサー、A&Rとしてドイツのエレクトロニックミュージックシーンで変幻自在に活躍するRoman Flugel。日本では、WIREへの出演や電気グルーヴのリミックスなどで知られているが、他にもAcid Jesus、Sensorama、Eight miles hight、Soylent Green、Tracks on delivery、Roman IV、Ro 70などRomanが今まで使用してきた名義は数知れない。また、共同プロデューサーとしてSven Vathの2枚のアルバム『Contact』、『Fire』を手掛け、David Holmesとの共作により2枚の12inをリリースするなど、コラボレーションを行ってきたアーティスト達の幅も広い。ミニマルテクノ界の科学者Richie HawtinのDJ mixにもローマンの作品が収録されている。[Ladomat]、[Source Records]、[Cocoon]、[Harthouse]、[R&S]、[LaboratoryInstinct]など、現在までにリリースしてきたレーベルを並べただけでも、作品のクオリティーの高さと幅の広さが見えてくる。また、自ら立ち上げたレーベル[Klang Elektronik / Playhouse / Ongaku]ではミュージシャンとしてだけでなくA&Rとしても活躍し、Ricardo Villalobos、Luciano, Daniel Bell, Isolee, John Tejada, My My, など数々のヒットを輩出してきた。Alter EgoやSensoramaでのプロダクションパートナーであるJohn Wuttkeと共にリミックスを手掛けたアーティストは、Primal Scream、The Human League、Chicks on speed、Baby Ford、Random Factor、G-man、Subculture、David Holmes、Sven Vathなど実に幅広い。一方、彼らの作品はThe Black Dog、Mouse On Mars、Plaid、Matthew Herbert (aka Wishmountain)、The Two Lone Swordsmenによりリミックスされていて、その豪華で贅沢な顔ぶれは、彼のサウンドがジャンルを超えて高く評価されていることを証明している。ライブの評価も高く、John Ellingと共にAlter Ego名義でSonar(スペイン)、Tribal Gathering(イギリス)、Cocoon(イビザ)、 Time Warp(ドイツ)など世界中のクラブやフェスティバルでパフォーマンスを披露している。DJとしての活動も盛んで、ミニマルを基調としたディープでねじれたTech-Houseサウンドを、世界各地のクラブやフェスティバルでプレイしている。