TCPT presents DON DIABLO来日公演 FOREVER ALBUM TOUR 2019 IN TOKYO
about TIPTRO…!? / TIPTROってナンだ!?
カリフォルニアを中心とし全世界に発信されるダートスポーツ。
通常のダートコースを集団で走行し順位を競うレース競技であるモトクロスより派生し90年代前半より、
速さではなくジャンプでのアクション(トリック)の完成度を本格的に競う方向性が誕生。
これを「フリースタイルモトクロス」(略称:FMX)と呼ぶようになった。
モトクロスのレース競技でのジャンプ台は土が一般的であったが、FMXではキッカー(カタパルト)と呼ばれる
金属製のジャンプ台を使うのが一般的であり、多くのBMX(自転車)のトリックよりヒントを得て、キッカーから
飛び出したライダーが空中で両手を離す、バイクを寝かせる、自身も共に後方回転宙返りを行い、まさに文字通り
スタントマンよろしく!なアクションを繰りひろげている。
日本においては、まだ競技人口が少なく一般的には
ハリウッド映画、キャメロン・ディアス出演「チャーリーズ・エンジェル フルスロットル」によるアクションシーンや、X-GAME放送による、
FMXライダー達に魅了されたのがきっかけで、FMXシーンに興味をもつ人達がここ数年間で大きく増えてきている。
本場カリフォルニアでは、難易度の高いトリックをメイクして賞金を稼ぎ、ファッション、タトゥー、音楽、ライフスタイル、etc…、
と言った、そのブッ飛んだ生き方に感染されるキッズ連中が続出し「子供達に悪影響を与える競技」
と頭の固いパパ・ママ連中は顔面をしかめる位の影響力を持っているのも事実である。
BMXでは、比較的ポピュラーなトリックである'360(three-sixty)'(横方向へバイクを一回転させる)を
重さのあるバイクで行うのは至難の技とされ、2004年にブライアン・ディーガンが初めて成功させた。
彼のチーム名である「METAL MULISHA」(メタル・マリーシャ)より名を取った「マリーシャ・ツイスト」
は難易度の高いトリックの一つであり、ディーガンが率いるMETAL MULISHAに初のアジア人として所属する
ワールドライダーである東野貴行(大阪出身)をサポートし、共に日本のFMXシーンをリードしてきた人間の手によって、
誕生したのが【TIPTRO】(ティプトロ)である。
【TIPTRO】は、競技やショーとしてのFMXのみならず、先述した本場カリフォルニアのライダー達と同様、ライフスタイルの
全て含めた姿勢をFMXとし、提案していく団体である。
まだまだ、日本国内では眼にする事が珍しいFMXカルチャーではあるが、確実にその勇姿を眼にした人達をロックする、
パワーを持った動きに注目して頂きたい。真実は是非、貴方自身で確かめて欲しい。