2002年の発足以来、常にエレクトロニック・ミュージックをアップデートし続け
るレーベルATAK。
国内外の電子音響作品をリリースするだけではなく、映像、デザイン、ネット
ワーク・テクノロジーなど多様なクリエーターを擁した先鋭集団として知られて
いる。
その中心人物である渋谷慶一郎とevalaが手を組み、完全にフロアにフォーカス
したプロジェクトとしてスタートさせたラップトップ・デュオがATAK Dance
Hallだ。
初披露となった2011年1月、東京/代官山UNITで開催された “3 Hours Dance Hall
Set”でのパフォーマンスは大きな衝撃を持って受け入れられ、以降、日本国内の
名立たるクラブや野外フェスティバルへ立て続けに出演を果たし、常に超満員の
オーディエンスを湧かせている。
同期した2つラップトップから繰り出される膨大の音の破片の交錯は、エレクト
ロとエレクトロニカを交配しながら、時にダブステップ、バイレファンキ、ボー
カロイドからカオス・アルゴリズムによるサウンドジェネレートまで、あらゆる
境界を刺激的にすり抜けていく。この破壊力抜群のスーパーユニットによる最先
端ダンスミュージックの進化は止まらない。
http://atak.jp/adh/