Olugbenga Adelekanは現代の多文化社会の象徴的存在である。ナイジェリア人の父とケニヤ人の母にナイジェリアのラゴスで育てられ、現在は流行の最先端である東ロンドンに暮らす。マーキュリー賞にノミネートされたこともあるMetronomyのベースとして活躍中だ。
エレクトロポップ・インディバンドMetronomyのメンバーとなって最初の1年半は記憶に残る期間となったのは言うまでもない。Metronomyがイギリスのポップミュージックカルチャーの中心として一気に躍り出たからだ。彼らはLeeds、Reading、SonarやBestivalのメインステージへの出演をはじめ、世界中各都市でのツアーなど、主要フェスティバルへの多数出演を果たした。特に日本とオーストラリアにて2000人以上の前で演奏をした際にOlugbengaにも注目が集まり、バンドの世界に向けてのアピールをさらに強めた。
独自のアイディアと直感、そしてサウンドをとことん突き詰める。そんなOlugbengaはプロデューサー、リミキサー、そしてDJとしての近年のソロ音楽活動においても注目を集め始めている。Ableton Liveに作り上げられたプラットフォームでは、ステージ上でソロ作品を発表、編集、リミックス、カットすることができ、パフォーマンスごとにまったく異なった独特な音楽を観客に提供。コンテンポラリーアフリカ音楽に由来するフュージョンや、レフトフィールド、ゴスペル、ロックなどの要素を、モダンなベース音へとミックスする。この“メルティング・ポット”的なアイディアはいつどこでも披露可能だ。例えそれがライブの後でもクラブナイトの余興であっても。そしてそれは時間も都市も超えられる。そこに彼の武器にして友達であるMacbook Proさえあれば。
Metronomyのツアーの合間、今後数ヶ月の間でOlugbengaはスタジオに籠って新しいソロ作品創作に集中する。未発表の初リミックスはすでにBBCラジオの音楽チャンネル”6 Music“でLauren Laverneに取り上げられ、同じくBBCのラジオチャンネル"Radio 1"ではHuw StephensとAnnie Macの番組にも登場した。さらに英ファッション音楽雑誌の”Clash Magazine”や英高級紙"The Independent"に紹介されるなど、多くの支持を得ている。また、2011年のグラストンベリーを含む主要イベントでDJを担当し、1人前のソロスターとして大活躍している。Olugbengaは自分の人生のサウンドトラックを“ミックステープ”と表現するが、これは確実にみんなも何度も聞きたいと思う究極のミックステープだろう。
Olugbengaは1月20日(金)渋谷で行われるオールナイトパーティー&DJショー“Tokyo Ind...
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