独特のコンセプチュアル・サウンド、アートワークで、ここ数年のハウス・ミュージック・シーンの流れを変えたベルリンのレーベル、INNERVISIONS。その主宰者であるDJ DIXON、本名STEFFEN BERKHAHNは90年代初頭にベルリンを拠点にハウスDJとして活動を開始。90年代中期からはEWERKやTRESORといったベルリンで最も重要なクラブで行われてきたウィークリー・パーティーのレジデントDJとして活躍を続け、更なる進化を求め彼自身のパーティーを開催することを決意。1996年、MITJA RRINZと共に”AUDIO VIDEO DISCO”をWMFクラブで主催。ドイツでもっとも影響力のあるハウス・ミュージック・パーティーとなる。1998年には、JAZZANOVAクルーと組んで彼の最初のリミックス作品をSONAR KOLLEKTIVから発表。JAZZANOVAのサイドプロジェクトであるEXTENDED SPIRIT名義で発表されたPROPULSION(DIXON’S AVDC MIX)であった。その後、彼はFEMI KUTI、AT JAZZ、JAZZANOVA、BROOKS、I-CUBE、KEMETIC JUST、BEANFIELD、CLARA HILL、FAUNA FLASH、MEITZと言ったアーティスト達のリミックスを手掛け、他にも、今やハウス・クラシックとなったGEORGE LEVINの”WHEN I’M WITH YOU”や”(I GOT)SOMEBODY NEW”をプロデュ?ス、LOUIE VEGAやTIMMY REGISFORDからも絶賛された。2002年には、GEORGE LEVINの共同制作で”WAHOO”というプロダクションを開始。最初のシングルとなった”MAKE EM SHAKE IT”は2004年から2005年にかけて大ヒットし、FRANCOIS K等もへヴィ?・プレイ。また、ここ数年彼の手掛けたプロデュース作品やリミックス、また”OFF LIMITS”、"BODY LANGUAGE VOL.4、"TEMPORARY SECRETARY"、FIVE YEARS OF INNERVISIONS"、"LIVE AT ROBERT JOHNSON"等のMIX CDのリリースで確実にそのDJとしてのキャリアを築き上げ、今や彼のディープなダンス・ミュージックは世界中で絶大な支持を得ている。 ドイツの誇る最高のハウス・ミュージックDJの1人DJ DIXON、待望の再来日である。