2004年秋、お互いそれぞれの音楽を追求するために結成。
約1年間、独自の音楽スタイルを確立するための準備期間を経て2005年12月より大阪を中心にライブ活動を始める。
静かに叫び、穏やかに狂うように繰り返すふじゆき(Vo)と、人の心の奥底につかみ掛かろうとする821(Ba)の2人編成。
ダークアンビエントを基調としつつ、ドローン、ドゥーム、ノイズ、エレクトロニカ、民族音楽からバレエ音楽まで、あらゆる恍惚音楽を飲み込み、時に呪術的に、時に語りかけるように、この世とあの世を繋ぐ幽玄な音世界を作り出している。
2011年以降海外での活動にも視野をひろげ、イギリスのレーベルよりアルバムをリリースした他、2011年秋にはオーストラリアのパースでライブを行い、2012年10月にはヨーロッパツアーを行い、ベルリン、バーゼル、パリの3都市でライブを行い、それぞれのライブも現地で高い評価を得た。
足元に無数の機材を並べ、ふたりだけであるのはもとより、歌とベースのみで繰り広げられる唯一無二なライブ・パフォーマンスも定評がある。
メンバー:
ふじゆき
ボーカル担当。
言語と非言語を巧みにからめた散文的な詞と、ミニマルフレーズの反復、ボイスドローンなど器楽的アプローチを多く取り入れた独特の歌唱により全身全霊をかけてSarryの世界観を表現するフロントマン。
時には低く唸る呪文のように、また時には神々しい光のように様々な声を使い分け、ディレイやループペダルを駆使した多重歌唱などの現代音楽的アプローチによって歌う様は、もはや単なるボーカリストとしての役割は超え、楽曲の一部として音の世界を構築してゆく。
821(ハニィ)
ベース担当
常に10数台のペダルを足元にセットし、ハーモニクス、弓弾き、グリッサンドなどあらゆる奏法を使い分け、ベースのみでSarryの楽曲を作り出す。
レコーディング時にはアレンジ、録音、ミックスなどもこなし、ラップトップPCを使ったベースレス編成などもこなす。
Sarry以外の活動も多く、サイケロックバンド秘部痺れ、IVIZA、ドローンデュオ毛羽毛現などでベースを担当。過去にはPsychedelicdesertに参加したり、セッションバンドへも多数参加。
ソロでも、ボイスドローン、ベースドローン、ノイズなどで精力的にライブ活動を行う。
Sarryの音楽性について:
Sarryの音楽コンセプトは「この世とあの世を繋ぐ音の追求」であり、それは、人間が根源的に持ち合わせる太古の記憶を日常に呼び覚ます、感覚的な音楽です。
しかし、それはまた世の中の全ての音楽が内包しているものでもあり、私達はそれこそが音楽の本質であるととらえ前面に打ち出そうとしているに過ぎません。
Sarryの曲は主に、私達にとって現実と超現実との架け橋となる、自然の風景、宗教美術、仏教の世界観などからインスピレーションを得、アンビエント、ドローン、ノイズといった倍音に着目した非音楽的要素や、非言語による呪術的な歌声の反復といった要素を盛り込み、曲ごとに大きく表情をかえながらも、一貫したコンセプトのもと、独自の音楽性を打ち出しています。
Sarry 略歴:
- 2004年秋 結成
- 2005年12月よりライブ活動開始
- 2006年9月 自主CD-R 『藍』制作
- 2008年12月 アルバム『φ』をGYUUNE CASSETTEよりリリース
- 2009年7月 アルバム『ψ』をGYUUNE CASSETTEよりリリース
- 2011年2月 アルバム『Roshara』をREVERB WORSHIP(England)より50枚限定でリリース
- 2011年9月?10月 オーストラリアパースツアーを行う
- 2011年12月 スプリットCD 『Sarry+Drowning horse』をDada records(Australia)よりリリース
- 2012年8月 ライブアルバム『Sou en』をREVERB WORSHIP(England)より100枚限定でリリース
- 2012年9月 初のワンマンライブを難波ベアーズにて行う
- 2012年10月 約1ヶ月に渡りヨーロッパツアーを行い、ベルリン、バーゼル、パリの3都市でライブを行う。