俗にHIP HOP黄金世代と言われる1985年生まれ奈良出身のNEVA-Dは2003年にユニット「4D-DRIVE」として活動を開始、その後様々なユニットで大阪・奈良を拠点としてライブ活動を展開し、当時の若手では群を抜いたスキルで頭角を現した。それが認知されるまで時間はかからず彼のキャリアでは異例とも言える程数々の国内外有名アーティストのフロントアクトをこなす他、自身がイベントオーガナイズに携わるなどスタートダッシュをかける。
様々な理由での各ユニット解散後その中でLAST MAN STANDING(生存者)として気を吐き続けソロでの活動を展開していたNEVA-DはBIGGAR DICE率いるJIDAI MASTER RECORDSの目に留まり同クルーに所属する事となる。
これによりさらに勢いづいた彼は活動範囲を近畿圏外の地方にまでに広げ各地にJIDAI MASTER RECORDSの名を、そしてヤングスタラッパーNEVA-Dの名を知らしめ作品面でも2009年4月に発売されたタワーレコードオンラインチャート1位を獲得した関西若手コンピレーション「URBAN DREAM」に参加。その楽曲クオリティーで同アルバム内でも注目を集める楽曲となった。
そして2010年、関西HIP HOPシーン最大級のフェス「THE CARNIVAL」にてTOP BATTLE本戦出場を果たし、同年6月に話題を呼んだSTREET EP「What's Really Good?」を発表。そして2011年7月自身初のOFICIAL ALBUM 「THE N ALBUM」を発表。音源、ライブ両面ともに死角が無い事をシーンに示し大きな躍進を遂げた。
2012年7月に様々な土地に旅をし知り合ったリスペクトすべき仲間、競い合うライバルとの'JOINT'を詰め込んだフィーチャリングアルバム「KILLA N JOINT」を発表。この作品を皮切りにBABY CROWN ENT CEO DJ DOLLPHIN
と共に全国LIVE TOURを決行し更に名を広め経験やLIVEでの成長が見られる年になった。2012年10月全国LIVE TOURのFINALとして地元奈良で開催しALBUM客演陣を招いて大盛況で噂が広がった。
図太いリリックスと繊細でエモーショナルな歌詞、光と影を持エキゾチック且つ聡明な世界観と日々弛む事無く磨き続けたスキルによりNEVA-Dというラッパーは構成される。時代を映し続ける鏡とも言える彼の今後のアクションに敏感にならざるをえない。