アメリカはサンディエゴからやってきたJohn Reis率いるバンドRocket from the Crypt。1991年のファーストアルバム “Paint as Fragrance”でデビュー。その後メンバーの脱退を経て新メンバーAdam “Atom” Willard をドラムスに、そしてJohn Reisの吞み仲間のPaul “Apollp9” O’Brian をサックスに新メンバーとして迎えて制作された1992年リリースのセカンドアルバムCirca: Now!が当時のアンダーグラウンドシーンでヒットしたことがきっかけとなりInterscope Recordsと契約を結ぶ。その後、6人目のメンバーとなるJason “JC 2000” Craneがサックスとして新たに加わったことにより、ホーン隊を更なる武器としたガレージパンクバンドへと変貌を遂げ、アルバム “The State of Art Is on Fire”を1995年にリリース。同年彼らの作品のなかでも最も賞賛を浴びたアルバム “Scream, Dracula, Scream”もリリースされた。2000年頃からメンバーそれぞれのプロジェクトの追求もはじまり、2005年のバンド解散までパンクリバイバル期にその新鮮なスタンスを魅せ続けた。
2011年アメリカの子供番組 “Yo Gabba Gabba!” で役を演じていたJohn Reisが同番組内でRocket from the Cryptの再結成を実現させ、新作オリジナルソング “He’s a Chef” を演奏。そして翌年2012年にRocket from the Cryptの再結成が正式に発表され、今年2013年にはヨーロッパツアーも組まれることが現在明らかになっている。
6年の沈黙を破り今年ついにフジロック’13に彼らRocket from the Cryptが登場。未だ新鮮であり続ける彼らの熱いパンク魂は必見。
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