09.22 (Fri)
小さなバー「Lullabar」は、かつてバンコクのダウンタウンに存在した、若者がライブミュージックを楽しめる貴重な場所だった。Lullabarでインディーロックカバーを演奏していた、ツイ(Bass)、メン(Drums)、バード(Gt, Key)、オップ(Gt)の4人は、高校の同級生達で結成されたバンド。当時イギリスのオルタナティブミュージックに傾倒していた彼らは、数年後レック(Vo)をメンバーに迎え入れる。
のちに5人は、「誰かのカバーソングを演奏することはもう充分だ」と思い、Desktop Errorというバンド名での活動を開始する。
唯一無二かつ、重厚感のあるオリジナル楽曲をつくりあげ、新しくスタートを切ったDesktop Error。まもなく彼らはバンコクのSO::ON Dry Flowerからデビューミニアルバム『Instinct』(2006)を発売する。厚いギターサウンドと斬新なビート、荒削りでありながらもエネルギーに溢れるライブパフォーマンスは、地元の音楽リスナーやメディアから一気に注目を集めた。
2009年、待望のファーストフルアルバム『Ticket to Home』を発売。前作から3年かけて20曲以上の楽曲を制作。そのうちの14曲がこのアルバムに集約された。楽曲はよりシンプルに、より強く、上質なメロディーが乗せられた。彼らの楽曲『Took Took Wan(Everyday)』はバンコクのラジオチャートで3週間ものあいだトップに躍り出た。
バード(Gt, Key)は自身の幅広い音楽スキルをバンドに生かし、特に彼が演奏するタイ伝統楽器「Phin」は、独特なテイストをDesktop Errorの音楽にプラスする。タイフォークからシューゲイザーの要素まで折り込んだ彼らの音楽性は、どのジャンルにもカテゴライズされない。2010年、彼らはマカオと香港に招待され、日本や中国のミュージシャンと共演。2012年にはシンガポール最大の音楽フェス『Mosaic Music Festival』に招待され、toe、OMDや世界中のアーティストたちと共演する。
2013年夏、初来日を控えたDesktop Errorは、前作から4年ぶりとなるアルバムを制作中。... More Biography
のちに5人は、「誰かのカバーソングを演奏することはもう充分だ」と思い、Desktop Errorというバンド名での活動を開始する。
唯一無二かつ、重厚感のあるオリジナル楽曲をつくりあげ、新しくスタートを切ったDesktop Error。まもなく彼らはバンコクのSO::ON Dry Flowerからデビューミニアルバム『Instinct』(2006)を発売する。厚いギターサウンドと斬新なビート、荒削りでありながらもエネルギーに溢れるライブパフォーマンスは、地元の音楽リスナーやメディアから一気に注目を集めた。
2009年、待望のファーストフルアルバム『Ticket to Home』を発売。前作から3年かけて20曲以上の楽曲を制作。そのうちの14曲がこのアルバムに集約された。楽曲はよりシンプルに、より強く、上質なメロディーが乗せられた。彼らの楽曲『Took Took Wan(Everyday)』はバンコクのラジオチャートで3週間ものあいだトップに躍り出た。
バード(Gt, Key)は自身の幅広い音楽スキルをバンドに生かし、特に彼が演奏するタイ伝統楽器「Phin」は、独特なテイストをDesktop Errorの音楽にプラスする。タイフォークからシューゲイザーの要素まで折り込んだ彼らの音楽性は、どのジャンルにもカテゴライズされない。2010年、彼らはマカオと香港に招待され、日本や中国のミュージシャンと共演。2012年にはシンガポール最大の音楽フェス『Mosaic Music Festival』に招待され、toe、OMDや世界中のアーティストたちと共演する。
2013年夏、初来日を控えたDesktop Errorは、前作から4年ぶりとなるアルバムを制作中。... More Biography