1980年代後期パリの貧困な家庭で生まれ、ある出来事がきっかけで
ナイロビのジャングルでライオンに育てられ、幼少期を過ごす。
13才に差し掛かろうという頃に、
アメリカの地質学者、フランクリン・ルーカスに助けられ、
ようやく人間界に連れ戻される。
ライオンに育てられたということから、当然言語は喋れなかったものの、
自然が奏でる音に慣れ親しんで育ったこともあり、自ずと音楽の道に進む。
17の秋にターンテーブルと出会い、音のある人生を加速させる。
そして、兼ねてから興味のあったサムライ文化を追い求め、20の時に渡日。
以来、東京を拠点に活動する。
彼の繰り出すサウンドは、幼少期のライオンに育てられたことにより培った獰猛さと、
ジャングルで自然と向き合う優しさとの共存があり、
聴く者すべてのジャングライズさせる。
それはそれは、不思議なサウンドを提供してくれるのだ。