Tue, 30 Apr 2024
■1984年
ニュージャージー出身のボン・ジョヴィ。デビュー当時のメンバーは、ジョン・ボン・ジョヴィ(vo, g)、リッチー・サンボラ(g)、アレック・ジョン・サッチ(b)、ティコ・トーレス(ds)、デヴィッド・ラッシュバウム(key/後に姓をブライアンに改名)の5人組。
本国アメリカで2月にアルバム『夜明けのランナウェイ/Bon Jovi』でデビューを果たし、スコーピオンズのサポートとしての全米ツアーを行なう。5月に日本デビュー。キャッチーなメロディを持つ音楽性から、デビュー後すぐに日本で高く支持され、わずか3ヵ月後に『スーパー・ロック'84』出演のため来日。若さと活気に溢れたライヴで強烈にアピールした彼らの人気は爆発的なものとなった。
日本公演後、KISSのサポートとしてのヨーロッパ・ツアーを行なう。この間、日本ではアルバムがゴールド・ディスクを獲得している。これはボン・ジョヴィにとって初のゴールド・ディスクとなった。
■ 1985年
年明け早々から2ndアルバムのレコーディングを開始。KISSとのヨーロッパ・ツアーを体験したことにより、内容はよりヘヴィなアプローチのものとなった。
4月に『7800°ファーレンハイト』をリリース。時期を同じくして初の単独日本公演を行なう。この日本公演は、新人バンドとしては異例の大規模なもので、全公演がソールド・アウトとなった。
日本公演の後はヨーロッパ・ツアーを行ない、その後はラットのサポートとしての全米ツアーをスタート。この長期にわたる全米ツアーが、後のアメリカでの大成功の礎となっている。しかし、まだこの時点でボン・ジョヴィは、日本&ヨーロッパでは大スター、母国アメリカではほとんど無名という状況だった。全米ツアーを終了する年末までに、『7800°ファーレンハイト』はアメリカで初のゴールド・アルバムに認定されている。
■ 1986年
クリエイティヴ・モードに入っていたジョンとリッチーは、リッチーの自宅地下室で曲作りを開始。今回初めて外部のソングライターとの共作も行なった。
4月からカナダのヴァンクーヴァーでレコーディングをスタート。ボン・ジョヴィを大スターの座に導いた3rdアルバム『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ/Slippery When Wet』は8月にリリースされた。このリリースに合わせる形で日本公演も行なっている。
10月からは、38スペシャルのサポートとしての全米ツアーをスタート。この全米ツアー中、アルバムが初の全米No.1を獲得。11月にはヨーロッパ・ツアーを行なうが、この間、アメリカでの状況はヒートアップするばかりで、最終的にこのアルバムは、ハード・ロック・バンドとしてはレッド・ツェッペリンの記録を抜く8週連続全米No.1に輝いている。アルバムからのシングル「禁じ... More Biography
ニュージャージー出身のボン・ジョヴィ。デビュー当時のメンバーは、ジョン・ボン・ジョヴィ(vo, g)、リッチー・サンボラ(g)、アレック・ジョン・サッチ(b)、ティコ・トーレス(ds)、デヴィッド・ラッシュバウム(key/後に姓をブライアンに改名)の5人組。
本国アメリカで2月にアルバム『夜明けのランナウェイ/Bon Jovi』でデビューを果たし、スコーピオンズのサポートとしての全米ツアーを行なう。5月に日本デビュー。キャッチーなメロディを持つ音楽性から、デビュー後すぐに日本で高く支持され、わずか3ヵ月後に『スーパー・ロック'84』出演のため来日。若さと活気に溢れたライヴで強烈にアピールした彼らの人気は爆発的なものとなった。
日本公演後、KISSのサポートとしてのヨーロッパ・ツアーを行なう。この間、日本ではアルバムがゴールド・ディスクを獲得している。これはボン・ジョヴィにとって初のゴールド・ディスクとなった。
■ 1985年
年明け早々から2ndアルバムのレコーディングを開始。KISSとのヨーロッパ・ツアーを体験したことにより、内容はよりヘヴィなアプローチのものとなった。
4月に『7800°ファーレンハイト』をリリース。時期を同じくして初の単独日本公演を行なう。この日本公演は、新人バンドとしては異例の大規模なもので、全公演がソールド・アウトとなった。
日本公演の後はヨーロッパ・ツアーを行ない、その後はラットのサポートとしての全米ツアーをスタート。この長期にわたる全米ツアーが、後のアメリカでの大成功の礎となっている。しかし、まだこの時点でボン・ジョヴィは、日本&ヨーロッパでは大スター、母国アメリカではほとんど無名という状況だった。全米ツアーを終了する年末までに、『7800°ファーレンハイト』はアメリカで初のゴールド・アルバムに認定されている。
■ 1986年
クリエイティヴ・モードに入っていたジョンとリッチーは、リッチーの自宅地下室で曲作りを開始。今回初めて外部のソングライターとの共作も行なった。
4月からカナダのヴァンクーヴァーでレコーディングをスタート。ボン・ジョヴィを大スターの座に導いた3rdアルバム『ワイルド・イン・ザ・ストリーツ/Slippery When Wet』は8月にリリースされた。このリリースに合わせる形で日本公演も行なっている。
10月からは、38スペシャルのサポートとしての全米ツアーをスタート。この全米ツアー中、アルバムが初の全米No.1を獲得。11月にはヨーロッパ・ツアーを行なうが、この間、アメリカでの状況はヒートアップするばかりで、最終的にこのアルバムは、ハード・ロック・バンドとしてはレッド・ツェッペリンの記録を抜く8週連続全米No.1に輝いている。アルバムからのシングル「禁じ... More Biography