沼澤 尚(ぬまざわ たかし、1960年4月19日 - )は、東京都新宿区出身の日本人ドラマー。父は元プロ野球選手の沼澤康一郎。様々なアーティストのレコーディング、ライブサポートを行う傍ら、自身の参加するバンドでも精力的に活動し、年間のライブ本数も凄まじいことから、"日本で一番忙しいドラマー"と称されることがある。現在も様々なアーティストと共演を続けている。プレイスタイル楽曲の雰囲気、空気、音作りなどをとても大切にするドラマーである。また、単純なビートでも非常に気持ちのいいビートを叩き出すことから"グルーヴ・マスター"と呼ばれ、日本のドラム界に"グルーヴ"という言葉を浸透させた第一人者でもある。レコーディングでは参加楽曲に応じて機材、チューニングを替えている。それ故に所有機材の数は膨大である。所有機材は今まで発売されてきたドラムマガジン、2000年発売の写真・エッセイ・ドラム教則本"THE SEVENTH DIRECTION"、音楽雑誌"Player"(2002年8月号)などで紹介されている。略歴1983年慶應義塾大学法学部卒業と同時に、L.A.の音楽学校PIT(Percussion Institute of Technology)に留学し、ジェフ・ポーカロの父であるジョー・ポーカロや、ラルフ・ハンフリー等に師事。1985年PIT卒業時にHuman Relation of The Yearに選ばれ同校講師に就任。1986年チャカ・カーンのツアーに参加。1987年ボビー・ウーマックのツアーに参加。これをきっかけに、名ドラマー、ジェイムス・ギャドソンに師事。1988年チキンシャックに参加したのをきっかけに、日本での活動も盛んになる。1989年Cat Gray、Karl Perazzoと結成した13CATSでCDデビュー。1997年THEATRE BROOKのサポートメンバーになると同時に日本に帰国する。1999年沼澤尚初リーダー・アルバム"the wings of time"を発表。梶原順、浅野祥之、松原秀樹とJ&B結成。この年より、ドラマー林立夫主宰のドラマー5人がメインのイベント、Groove Dynastyに村上秀一、村石雅行、真矢と共に、3年連続参加。2000年沼澤尚写
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