01.19 (Fri)
MORRIE(モーリー )は兵庫県龍野市(現たつの市)出身のミュージシャンで、DEAD END・Creature Creatureのヴォーカリスト。
小学6年生のときに聞いたイギリスのバンドクイーンの「キラー・クイーン」に影響を受けて音楽にのめり込み、13歳の時にテレビで観た過激なガールズ・ロックバンドランナウェイズに刺激を受けてロックに目覚める。初のコピー曲は、フォークギターで演奏したイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」。
高校3年生の時、ヴォーカルを探していた友人のバンドTHE WILD(主にクイーンやポリスのコピー演奏をしていた)に参加し、ステージデビュー。初めての曲はポリスの「孤独のメッセージ」であった。
1984年にLIARで同じメンバーだったTAKAHIRO(香川孝博)(Gt)と元RAJASのCRAZY COOL JOE(B)を中心にHM/HRバンドDEAD ENDを結成、インディーズ界に旋風を巻き起こし数々の記録を打ち立てる。
1987年には、鳴り物入りでメジャーデビューし、通算2枚目となるメジャー初アルバム『GHOST OF ROMANCE』はオリコンチャート61位に付けた。
3rdアルバムのタイトルとなっている『shambara(シャンバラ)』とは「相反する2つのものが隣り合わせになっている様子を表現したもの」というMORRIEによる造語だったが、この言葉が実在する中国の土地名であり、既存の仏教用語でもある事を当時の彼は知らなかったという。
4thアルバムではそれまでのおどろおどろしいオカルティズムから一転、一種の終末観的な世界を表現した詞が綴られた。同時に楽曲やバンドスタイルもメタル色を薄めてニュー・ウェイヴ的音像に接近、後年のヴィジュアル系の雛形ともいえるポップな音楽性へ転換した。
1990年1月20日のライヴでドラマー湊雅史が脱退。バンドは活動休止に追い込まれ、事実上の解散となる(正式な解散声明は同年11月)。
初期は、米国の伝説的怪奇小説作家ラヴクラフトの作品世界に大きな影響を受けていたようで、多くの楽曲でホラー色の濃い退廃的な詞(ラヴクラフトに関連する用語そのものも使用されている)を創作した。『Shambara』よりSF(「エントロピー」「ブラッド・ミュージック」など)やファンタジーにも傾倒したが、『ZERO』では宗教的な畏怖や神的なモチーフを独特のニヒルな視点から取り上げている。
DEAD END解散後は、以前より行っていたソロプロジェクトを本格始動させ、精力的にライヴを活動を行う。DEAD END時代の音楽性と詩世界を清算し、AORやファンク、(ザ・ザやザ・ミッションらのような)ニュー・ウェイヴ、都会的なポップスなど様々な音楽性の要素をちりばめながら独特の抽象的なサウンドを試行。肉感的ながら冷ややかな質感を持ったDEAD E... More Biography
小学6年生のときに聞いたイギリスのバンドクイーンの「キラー・クイーン」に影響を受けて音楽にのめり込み、13歳の時にテレビで観た過激なガールズ・ロックバンドランナウェイズに刺激を受けてロックに目覚める。初のコピー曲は、フォークギターで演奏したイーグルスの「ホテル・カリフォルニア」。
高校3年生の時、ヴォーカルを探していた友人のバンドTHE WILD(主にクイーンやポリスのコピー演奏をしていた)に参加し、ステージデビュー。初めての曲はポリスの「孤独のメッセージ」であった。
1984年にLIARで同じメンバーだったTAKAHIRO(香川孝博)(Gt)と元RAJASのCRAZY COOL JOE(B)を中心にHM/HRバンドDEAD ENDを結成、インディーズ界に旋風を巻き起こし数々の記録を打ち立てる。
1987年には、鳴り物入りでメジャーデビューし、通算2枚目となるメジャー初アルバム『GHOST OF ROMANCE』はオリコンチャート61位に付けた。
3rdアルバムのタイトルとなっている『shambara(シャンバラ)』とは「相反する2つのものが隣り合わせになっている様子を表現したもの」というMORRIEによる造語だったが、この言葉が実在する中国の土地名であり、既存の仏教用語でもある事を当時の彼は知らなかったという。
4thアルバムではそれまでのおどろおどろしいオカルティズムから一転、一種の終末観的な世界を表現した詞が綴られた。同時に楽曲やバンドスタイルもメタル色を薄めてニュー・ウェイヴ的音像に接近、後年のヴィジュアル系の雛形ともいえるポップな音楽性へ転換した。
1990年1月20日のライヴでドラマー湊雅史が脱退。バンドは活動休止に追い込まれ、事実上の解散となる(正式な解散声明は同年11月)。
初期は、米国の伝説的怪奇小説作家ラヴクラフトの作品世界に大きな影響を受けていたようで、多くの楽曲でホラー色の濃い退廃的な詞(ラヴクラフトに関連する用語そのものも使用されている)を創作した。『Shambara』よりSF(「エントロピー」「ブラッド・ミュージック」など)やファンタジーにも傾倒したが、『ZERO』では宗教的な畏怖や神的なモチーフを独特のニヒルな視点から取り上げている。
DEAD END解散後は、以前より行っていたソロプロジェクトを本格始動させ、精力的にライヴを活動を行う。DEAD END時代の音楽性と詩世界を清算し、AORやファンク、(ザ・ザやザ・ミッションらのような)ニュー・ウェイヴ、都会的なポップスなど様々な音楽性の要素をちりばめながら独特の抽象的なサウンドを試行。肉感的ながら冷ややかな質感を持ったDEAD E... More Biography