蓮沼 執太(はすぬま しゅうた、1983年9月11日 - )は、東京都出身の音楽家、作曲家。
幼少時代からエレクトーンを習う。大学では環境学を専攻しており、環境音をレコーディングするようになったことがきっかけでフィールド・レコーディングやプログラミングを始める[1]。2006年、大学4年生のときにアメリカのインディーズレーベルでデビュー。本格的に音楽を始めたのはそのときである。当初は環境音や電子音を題材にした抽象音楽を制作していた。
アメリカのレーベルや日本での初期の活動は英語表記の Shuta Hasunuma で行っており、現在は本名である蓮沼執太の名前で活動している。ライヴパフォーマンスでは『蓮沼執太チーム』(ツインギターとツインドラムのバンド編成)を結成し海外の大型フェスをはじめ日本のフェス、イヴェントを中心に活動を行っている。
2010年に『蓮沼執太フィル|Shuta Hasunuma Philharmonic Orchestra』を結成。こちらはメンバー15名にもおよぶ大きなアンサンブルである。過去にオヴァル、渋谷慶一郎、オオルタイチ、ジム・オルークとレッドゼツリンなどと共演をはたす。自身が企画・構成する音楽祭『ミュージック・トゥデイ』を毎年行っている。この名称は武満徹の『MUSIC TODAY』に因んだものである。飴屋法水、小山田圭吾、高橋悠治、塩見允枝子(フルクサス)が過去に出演している。
他ジャンルとのコラボレーションも非常に多い。2012年には神奈川芸術劇場にて詩人の山田亮太らと舞台作品『タイム』を上演し、国立新美術館などでも上演をしている。 また音楽を主題とした美術作品も発表をしている。2013年にはケニア・ナイロビにて滞在制作を行い、海外での活動も目立っている。
2014年よりアジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)の招聘でアメリカ・ニューヨークに滞在し活動の拠点を移す。
http://www.shutahasunuma.com/...
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