09.22 (Fri)
1977年夏、前衛劇の音楽制作現場で出会った井上、山下はメロトロンとシンセサイザー主体の音楽ユニットを結成し、エレクトロニクスと民族楽器の混在する即興演奏グループ、ヒカシューとして活動を始める。1978年には巻上公一(B,Vo)、海琳正道(G)らが参入、1979年にテクノ・ポップ・バンドとしてメジャーデビューを果たした。
1982年以降、井上、山下はヒカシューの活動と並行してシンセサイザー・ユニット、イノヤマランドをスタート。1983年、細野晴臣プロデュースによりALFA/YENより1stアルバム『DANZINDAN-POJIDON』をリリース。その後、各地の博覧会、博物館、大規模商業施設等の環境音楽の制作を行い、1997年にCrescentより2ndアルバム『INOYAMALAND』、1998年にTRANSONICより3rdアルバム『Music for Myxomycetes(変形菌のための音楽)』をリリース。10数年振りとなるライブを行う。
21世紀に入り、1stアルバムをはじめとする各アルバムが海外DJ、コレクターの間で高値で取引され、海外レーベルよりライセンスオファーが相次ぐなど、世界的な再評価が高まる。
2018年、グループ結成のきっかけとなった1977年の前衛劇のオリジナル・サウンドトラック『COLLECTING NET』を始め、各アルバムをリマスター、ExTより再リリースされた。
フェスを含むライブ活動を積極的に行い、『DANZINDAN-POJIDON』をスイスのWRWTFWW、1st以外のアルバムから選曲したコンピレーション・アルバム『Commissions:1977-2000』をアメリカのEmpire of Signsよりリリースなど、海外展開も開始。
2019年、アメリカのLight in The Atticが制作した80年代の日本の環境音楽・アンビエントを選曲したコンピレーション・アルバム『環境音楽 Kankyō Ongaku』にYMO、細野晴臣、芦川聡、吉村弘、久石譲、インテリア、日向敏文等と共に収録された。同アルバムはグラミー賞のヒストリカル部門にノミネートされるなど、更に世界的な脚光を浴びた。
2020年、オーストラリアのLongform Editionsよりシングル『Fuku-ura』、秋には22年振りとなる完全新作による4thアルバム『SWIVA』をExT よりリリースし、現在も活発な活動が続いている。... More Biography
1982年以降、井上、山下はヒカシューの活動と並行してシンセサイザー・ユニット、イノヤマランドをスタート。1983年、細野晴臣プロデュースによりALFA/YENより1stアルバム『DANZINDAN-POJIDON』をリリース。その後、各地の博覧会、博物館、大規模商業施設等の環境音楽の制作を行い、1997年にCrescentより2ndアルバム『INOYAMALAND』、1998年にTRANSONICより3rdアルバム『Music for Myxomycetes(変形菌のための音楽)』をリリース。10数年振りとなるライブを行う。
21世紀に入り、1stアルバムをはじめとする各アルバムが海外DJ、コレクターの間で高値で取引され、海外レーベルよりライセンスオファーが相次ぐなど、世界的な再評価が高まる。
2018年、グループ結成のきっかけとなった1977年の前衛劇のオリジナル・サウンドトラック『COLLECTING NET』を始め、各アルバムをリマスター、ExTより再リリースされた。
フェスを含むライブ活動を積極的に行い、『DANZINDAN-POJIDON』をスイスのWRWTFWW、1st以外のアルバムから選曲したコンピレーション・アルバム『Commissions:1977-2000』をアメリカのEmpire of Signsよりリリースなど、海外展開も開始。
2019年、アメリカのLight in The Atticが制作した80年代の日本の環境音楽・アンビエントを選曲したコンピレーション・アルバム『環境音楽 Kankyō Ongaku』にYMO、細野晴臣、芦川聡、吉村弘、久石譲、インテリア、日向敏文等と共に収録された。同アルバムはグラミー賞のヒストリカル部門にノミネートされるなど、更に世界的な脚光を浴びた。
2020年、オーストラリアのLongform Editionsよりシングル『Fuku-ura』、秋には22年振りとなる完全新作による4thアルバム『SWIVA』をExT よりリリースし、現在も活発な活動が続いている。... More Biography