12.23 (Sat)
言葉に詰まるほどの甘美さとむせかえるように濃密な夜の匂い、。Nujabes率いるHydeoutが日本流通を手掛けた先行12インチでジャジー・ヒップホップ・ファンの度肝を抜いた、カナダ発の新鋭スペシフィクス。独特の美学に裏付けされた耽美的ビートは、月並みなジャジー&メロウとは一線を画する気高さ、美しさ、深さを持っており、ヌジャベス、サウンド・プロヴァイダーズ、ファンキーDLなどのファンから瞬く間に支持された。プロデューサー兼エンジニアのシンク・トゥワイスとMCゴールデン・ボーイ、そしてDJゴーザーの三人が紡ぎだすそのサウンドは、まさに現代アンダーグラウンド・ヒップホップが生み出したマジックと言える。あまりに美しいイントロのピアノのパッセージに導かれてスタートするタイトなビート、そしてインティメイトなフロウ、サンプリング中心のジャジー・ヒップホップが氾濫する中、甘ったるい感傷に背を向けたジャズ&ヒップホップ、その蜜月をアートにまで高め上げた彼等の代表的トラック「Under The Hood」や「My Tunes」。そんな名曲、美麗の極致とも言うべきジャジー・ビートを引っ提げて、遂に彼等が初来日する!...
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