TIKIMAN名義で多くの作品をリリースし、世界各地でライブを人々を魅了してきたオリジネーターPaul St. Hilaire。
カリブの島ドミニカで生まれ、90年代初頭、ベルリンで活動開始し、瞬く間に名を知られるようになったPaul St. Hilaireは、やがてMoritz von Oswald、Mark Ernestus、Stereotyp、Jean-Marie Aertsといったアーティストと共にコラボレーションを重ね、世界各地でRoskilde、Chiemsee Reggae Summer、Sonarといった様々なフェスティバルに出演。
伝説的なレーベルBasic Channel、Chain Reactionの中心人物として知られるMoritzvon Oswald、Mark Ernestusとのコラボレーションでは研ぎ澄まされたミニマルサウンドとSt. Hilaireのroots-reggaeスタイルのヴォーカルが溶け合わさり唯一無二の音世界を創り上げている。また、近年ではChain ReactionのScionや、The Bug、
Deadbeatとの親交が深く、ヨーロッパ、アメリカ、中東、オーストラリア、ニュージーランド、そして日本と、世界各地を飛び回っている。
2000年に設立した自身のレーベルFalse TunedからリリースされたアルバムA.D.S.O.Mでは、デジタルとアナログ、言葉と音、歌とDJなど、数々の「融合」を実現したオリジナルサウンドで、プロデューサー、コンポーザー、シンガーとしての大いなる才能を発揮している。
2003年には自身のレーベル<False Tuned>から、ダビーかつパーカッシヴなトラックにTikimanのヴォーカルが一体となった"Unspecified"や、浮遊感あるダブとソウルが織りなす"ADSOM - A Divine State Of Mind"をリリース。また、Deadbeat、Stereotyp、The Bug、Beat Pharmacy、Modeselektorなど多くのアーティストともコラボレーションを行っている。