2人のシンガーソングライター/マルティ・インストラメンタリスト、ライアン・マーチャントとセブ・シモニアンからなるエレクトロ・ポップ・ロック・デュオ、キャピタル・シティーズ。「空が落ちてきても僕たちは大丈夫」と唄う彼はその風貌からは想像できないほどに、飛びきりハッピーでキャッチーなメロディー・メイカーであり、2013年6月にデビュー・アルバム『イン・ア・タイダル・ウェイブ・オブ・ミステリー』がキャピトル・レコーズ/LAZY HOOKSからリリースすることが決定した。
シリア生まれ、レバノン育ちのアメリカ人、シモニアンは内戦を避けるため移住したカリフォルニアでピアノと歌のレッスンを受け、音楽学部の学位を取得。初のバンドは15歳の時という彼がマーチャントと出会ったのはインターネットのコミュニティー・サイト、「Craig's list」。サンフランシスコで生まれ育った根っからのカリフォルニアンなマーチャントは10歳でピアノ、12歳でギター、高校生のときにドラムを習得。マイケル・ジャクソンに夢中になり、ダニー・ハサウェイ、スティーヴィー・ワンダー、ジョニ・ミッチェルに影響を受ける。大学にてジャャズピアノやボーカルのクラスをとる一方、ネット上で知り合ったシモニアンと一緒にジングルなど、コマーシャル・ミュージックを作ることとなり、2人でコラボ制作したCM曲、デヴィッド・ボウイ本人がアプルーブしている「スペース・オディティ」のカヴァーが話題に。シンニード・オコナーの「ナッシング・コンペアーズ・トゥー・ユー」やTupacのサンプリングを使用したピンク・フロイドの「BREATHE」のカヴァーは、Hype Machineチャートで1位を獲得。そのほかにもやビージーズの「Stayin’ Alive」のカヴァーなどリミックスを発表するたびに話題となり、センスの良さが光る2人は全米に人気を広げていく。
2012年12月にEPをリリース。今作の1stシングル、「SAFE AND SOUND」はアップリフティングなキャーチー・アンセム。すでに米TVチャンネルやマイクロソフトのキャンペーンに使用され、モダン・ロック・ラジオ・チャートの10位、20万枚の売上を記録。ドイツでは通信会社Vodafoneのコマーシャルに使用されるなど、ヨーロッパにもこの夏キャピタル・シティーズ旋風は起こる気配。サマーソニックで来日公演が予定されているここ日本でも彼らがハッピー・ムーヴメントを起こしてくれることは間違いない!
http://capitalcitiesmusic.com/