90年台末期にhooj choonsのリリースを受け継ぐ形で立ち上がったLost Languageと創設者Ben Lost。名A&Rとして多くのアーティストを見出したBenはInto Dawn (James Holden Remix)、Eugina (Michael Woods Remix)、Broken (Way Out West Remix)、Foreplay、The World Doesn’t Knowといった現在でも知られるProgressive Trance Anthemの数々を世に送り出し、Leama & Moor (Andy Moor)やTilt、Probspotといった2000年代中期のProgressive Tranceブームを牽引したアーティスト達のアルバムやEPのキュレーションを行った。これらの多くは当時のTiestoを筆頭にArmin Van BuurenやAbove & Beyond、Markus Schulz、Solarstoneらを始めとするトップDJ達を魅了し、現代ではProgressive Tranceシーンのレジェンドとして、トランスの歴史を綴った書籍”Hypnotised”やトランスフェスティバルLuminosityなどによって取り上げられ続けている。また、当時のレーベルヒットがArgyのBBC Radio 1 Essential Mixのラストにセレクトされたり、みんなのきもちといった今世代のアイコンによってプレイし続けるなどその影響力は高い。
特にArmin Van Buurenのラジオショー / Mix CDであるA State Of Tranceでも多くの楽曲がパワープレイされ続けており、2002年にLost LanguageからリリースされたSolarstone - Seven Cities (Armin Van Buuren Remix)は後にArmin本人が「当時のベストワークの一つだ」と語るなど、現代に至るまでClassics Setの際にプレイされ続けている1曲だ。
また、Tiestoが手がけたMix CDシリーズの金字塔 In Search Of Sunriseには外部から最も多くの楽曲がライセンス採用された実績をもつレーベルでもあり、2025年にTiestoがトランスセットへのカムバックと共にEDCでのIn Seach Of Sunriseセットを披露した際にもLost Languageからの楽曲が明け方のエモーショナルな時間帯を彩った。
DJとしても2003年から続くレーベルの名物コンピレーション “Exhibition”シリーズをプロデュースしながら世界各地を巡っており、日本へも2003年から3年続けて来日を果たしている。 2024年にはトランスの祭典Luminos...
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