ヨーロッパを中心に一部のベースミュージックシーンをリードするDJたちにのみプロモで配布されていたトラックがHyperdubのDVAなどがプレイしたことがきっかけで広がり、RINSE.FMなどでプレイされ、話題に。元々リリースの予定がなかったこの4曲がフィンランドのレーベルTOP BILLINからのオファーにより世にでることになった。
近年のトラックやリミックスワークは、RUSTIE, HUDSON MOHAWKE, DORIAN CONCEPTなどLUCKY ME周辺のアーティストと比較されることが多いが、今回は異なるベクトルで、特にUK FUNKYやGRIME要素が強く、BROKEN HAZE流に解釈されたDJフレンドリーなトラックを集めたもの。 BATTLE OF EMPIRESは特に各ラジオでプレイされ、問い合わせが殺到した。
また、BPM140を得意とする彼ならではのGRIMEテイストを感じさせるRIGHT HERE, ファンタジー感溢れるメロディーを強調したAir Castlesは、疾走感ある打ち込みとドラマチックな展開で聴くものを飽きさせない。EPのタイトル曲であるLightning Flashはフロア映えするUK FUNKY感がありつつもジャンルを一言では表せないベースミュージックに仕上がっている
Keisuke Itoによるソロユニット。切ないメロディーと近未来を彷彿させるシンセ音、そして力強いビートが特徴的で、Dubstep,Hip hop, Grime, Juke, Beatsなど多くのジャンル/シーンをまたぐそのスタイルは、一言で表すのは難しい。
Machinedrum(Lucky Me, Merck)やrichard devine(WARP),など注目アーティストが多数参加したファーストアルバム 『raid system』のアンダーグラウンドヒットを皮切りに、Olive OilとのVS EPやRED BULL MUSIC ACADEMY2010に参加しGiles PetersonもプッシュするB.BRAVOとのVS EPをリリース、シンセサウンドを大胆に使った作品が国内外でも大きな反響を得ている。また話題のネットレーベルBUNKAI-KEIのコンピOUT OF DOTSへ楽曲を提供、独特のファンタジー感あるメロディーと予測不可能な展開で国内外からの支持を得た リミックスワークではRQM, 9DW, 口口口(クチロロ), Aucan, XLIIIなどだけでなくAAAやAyumi hamasaki、別名義であるNERDZ ERAでは、CROOKERS、DEX PISTOLS、M-FLOなどのアーティストのリミックスを担当、ディズニーオフィシャルカバーの楽曲なども手がけており、プロダクションスキルに定評がある。 LAPTOPとMIDI Controller,iPadなどを駆使したアグレッシブなライブパフォーマンスが魅力である。edIT(The Glitch Mob) 、Dorian Concept、Machinedrum、Hudson Mohawke、 GIRL UNIT(Night Slugs)、Fulgeance、Kode9, Scratcha DVA, Terror Danjah(Hyperdub)など海外アーティストとの競演も多く、彼が世界レベルであることを証明しており、SquarepusherやClark, Africa Hitech, Rustieなども集結したSonarsound Tokyo 2012では、巧みなライブパフォーマンスとメロディアスかつ力強いサウンドでオーディエンスをロックした。 国内ではBlock.fm、ヨーロッパではBLN.FMやRhythm IncursionsなどでレギュラーのDJ/パーソナリティなどに抜擢されており、Dubstep, Grime, UK Funky, Juke, Beatsなど多くのジャンルを跨ぐDJプレイにも魅力の一つで、そのスタイルにも注目が集まっている。活動はプロデューサー・DJだけにとどまらない。3/11の震災後は、チャリティーコンピNIHON KIZUNAを仲間と共に企画、国内外のアーティストに楽曲提供を呼びかけ、二つのデジタルコンピをリリース、Kode 9, Kuedo, Rudi Zygadlo, Om Unit, Mux Mool, Ernest Gonzales, Jay Scarlett, Onra, Slugabed, Nightwave, The Quemistsなど約80人のアーティストが参加、その蒼々たるメンツがElectronic Musicファンをうならせ、世界を巻き込む大きなムーブメントとなった。