2003年1月22日、シングル「ウェカピポ」にて衝撃のデビューを果たし、以降10年以上に渡り、唯一無二の存在としてシーンの第一線で活動してきたSOUL'd OUTが、解散する。

そんな彼らは、4月9日にアルバム『To From』をリリースすることを発表した。このアルバムは、SOUL'd OUTとして通算6枚目となるオリジナルアルバムであり、これが最後のアルバムとなる。また、ラストアルバム『To From』は2枚組となり、オリジナルアルバムの他に、ファンベストを収録、そのための投票ページも開設された。メンバーからの最後のメッセージと、ファンの11年に渡るS.Oへの想いを一つにまとめた形となる。

尚、2月12日には、アルバムの発売に先駆け、ラストメッセージと呼ぶに相応しい楽曲「Dear My Cru」が先行配信される。SOUL'd OUTファンのことを指して、“S.O Cru”と呼ぶが、正にメンバーからファンに伝えたいラストメッセージである。1999年に出会った彼ら3人は、独自の世界観を展開しながら、2003年のデビュー以降も飽くなき挑戦を続け、2007年4月には日本武道館公演も行い、その後メンバーそれぞれのソロ活動も意欲的にこなし、2010年に再結成、2013年1月にデビュー10周年を記念したアルバム『Decade』を発表した。

メンバーからのメッセージは以下の通り。

 

皆様へ

いつもご声援ありがとうございます。
皆様へ大切なお知らせがあります。
この度、SOUL'd OUTは、年内のニューアルバム発表後の活動をもちまして解散を決めました。

残念です。
SOUL'd OUTに全てを注ぎ、拘ってきた11年でした。

ここまで支えてくれて、SOUL'd OUTの音楽を理解し応援してくれた本当のファンのみんな、関わって下さった全てのスタッフの方々には、感謝の気持ちでいっぱいです。

いつの日か、この決断が前向きだったと思えるよう、今度はそれぞれに、新たな音楽LIFEを築いていこうと心しています。

ありがとうございました。

2014年1月30日
Diggy-MO' , Bro.Hi , Shinnosuke