IFPI(国際レコード・ビデオ製作者連盟)が、長い歴史で私たちの生活と音楽を繋ぐ大切な役目を果たしてきた「録音機器」の変化をたどったCM「Music Remains」を公開しました。
90秒のプロモーションビデオの中には、蓄音機から現代のiPadに至までの様々な録音媒体で作られたルーブ・ゴールドバーグ・マシンが登場(ちょっとピタゴラスイッチみたいです)。過去100年間を彩った名曲10曲に、イギリス人ラッパーPepstar(ペップスター)がリアルタイムでラップをのせています。最近の名曲としてDaft Punkの「Get Lucky」も登場。
撮影場所はイギリスの有名なアビーロードスタジオの第2スタジオ。このワンカットを撮るために、なんと2日間かけて49テイクも撮ったとか。
“音楽は残る”と題されたこのビデオは、数々の名作が形は変えながらもその時代の媒体に保管されて今も色あせず残っていることを実感させてくれます。
「Music Remains」作中のトラックはこちら
・Arthur Collins「The Oceana Roll」(1911年)
・Benny Goodman「Sing Sing Sing」(1938年)
・Bobby Darrin「Dream Lover」(1959年)
・The Who「My Generation」(1965年)
・ABBA「Dancing Queen」(1976年)
・Run D.M.C.「Walk This Way」(1986年)
・Coldplay「Yellow」(2000年)
・OutKast「Hey Ya!」(2003年)
・Rihanna「Umbrella」(2007年)
・Daft Punk「Get Lucky」(2013年)
オフィシャルサイトからは作中でPepstarが歌っている歌詞などもチェックできます。
「Music Remains」メイキング映像