ヴィンテージのシンセなどを愛用するアーティストにとっては、大人気のテクノロジーブランドMoog。
CDJやシンセなどのDJにとっての便利ツールは、テクノロジーの進化とともに、その形態や機能を進化させてきた。



しかし、その時代の流れとは逆に、「ヴィンテージ」というラベルで人気に再度火がつくものもある。
Moog社が1981年に販売したシンセ「Minimoog Model D」が30年ぶりに復活販売することが発表されたのだ。

このModel Dとは、「初のポータブルシンセ」として当初は大きな話題となったMoog社のアイコニック商品。
ジャンルを問わず、Michael Jackson、Devo、Dr Dreなど多くのアーティストに愛され、その人気の高さにより、Moog社は、その商品の軌跡をドキュメンタリー映画としても、まとめている。最近では、そのパート2が公開された。
 
 


今回の復活販売は、原型のサウンドエンジンを保ったものの、内蔵されたMIDI機能など、現代の便利機能にも対応できるように、少しグレードアップされている。