それぞれ別のアート活動を展開していた東京藝術大学大学院卒で美術家のマコ・プリンシパルと、1 級ネイリストでキャラクター・デザインから動画制作までを行うナマコラブによるアート・ユニット「ナマコプリ」は、2011 年に現代美術家の会田誠氏の森美術館「天才でごめんなさい」への参加を機に出会い結成。
渋谷 PARCO では会期中に大規模な壁画を創作するなど「シブカル祭。」を中心に、盛り上がりをみせるガールズ・アート・シーンに於いて、愛☆まどんなや増田ぴろよと共に活躍する女性アーティストとして、カリスマ的な人気を確立する。
マコプリの愛称で親しまれているマコ・プリンシパルは、祖父に「マジンガーZ」など特撮音楽の神として知られる音楽家の渡辺宙明を持ち、昨年開催の卆寿記念コンサートでは斎藤ネコのオーケストラ・アレンジをバックに書き下ろしの新曲「ミラクル戦隊ナマコプリ」を披露。父であり同じく音楽家の渡辺俊幸も参加した親子三世代のコンサート CD をスリーシェルズより発売した。「日本以外全部沈没」や「アウターマン」など、日本 B 級バカ映画の巨匠、河崎実監督の作品「電エース刑事」にてヒロイン役を務めた事を皮切りに、最新作「ガルパンダ Z」(TOKYO MX)や「大怪獣モノ」にもナマコプリとして出演。各地での個展の開催や、CD ジャケットやビジュアル、コラボレーション・アイテムの制作や T シャツのデザインなど、幅広い創作活動を継続している。
及川なまこ名義でも活動していたナマコラブは、自身が創造したキャラクター「おにぎりチワワ」「愛の化身なまこ」「宇宙妖精」など、社会風刺から偏愛までを独自の視点で表現した映像作品や、グッズを創作。全国各地の LOFT に招聘されサイン会やイベントが行われるなど、人気を博している。
m-flo の☆Taku Takahashi が主宰を務めるダンスミュージック専門インターネットラジオ、block.fm の公式 LINE スタンプとして「DJ チワワ」「MC ピヨ」を制作、EDM やトラップ好きパリピの間でも話題の存在に。また、後藤まりこ主演、島田角栄監督のパンク映画「乱死怒町より愛を吐いて」に女優として出演。ガガガ SP のコザック前田の妻という難役をこなした。また、写真家の常盤響の被写体として「常盤響のニューエロス」に登場、ナマコプリとしても米原康正の撮影により人気ファッション・ブランド「WEGO」のモデルを務めるなど、世代やジャンルを越えて多くのクリエイターに愛されている。
ナマコプリとしては 2014 年 5 月に、渋谷道玄坂のウォームアップ・バー「しぶや花魁」4 周年を記念したコンピーレーション・アルバム収録のオリジナル曲「ナマコプリのトラップ」レコーディングを機に歌手デビュー。アルバムからのリカットで、LUVRAW によるリミックスと共に EP を配信リリース。iTunes エレクトロニック・チャートで 2 位をマークした。その後は 2.5D、DOMMUNE などのネット・メディアや、りんご音楽祭や下北沢サウンド・クルージング、加賀温泉郷フェス他の音楽イベントにて、ライブ・ペインティングやお遊戯会と題した DJ ライブを展開するなど、アートシーンに限らず音楽シーンでも少しずつ知られるようになる。現在は早朝アイドルイベントからクラブギグにて、公演後の物販で来場者のオリジナル似顔絵を描くサービスを行うなど、最もミュージック・シーンに近い美術家として、独自の活動を貫いている。
今作は作詞家として「NARUTO」「鷹の爪」「バクマン。」「うーさーのその日くらし」「A チャンネル」主題歌やキャラソン、クラブ・アンセムとなった London Elektricity ft. AMWE「ロンドンは夜 8 時」などの作品を手掛けたカワムラユキによる初のトータル・プロデュース作品であり、トラックは KICKTHE CAN CREW やアルファ、大森靖子、Cutemen などの楽曲プロデュースやアレンジ、リミキサーで知られるタイチマスターが全面的に担当。
参加リミキサーとして、サルゲッチュの音楽やオランダ・アムステルダムの RUSH HOUR からの再発により人気再沸騰中、本年の FUJI ROCK FESTIVAL 出演も決定した寺田創一、国内外で話題のネットレーベルクルーの TREKKIE TRAX から AMUNOA、Munchi や Ookay からもサポートを受け、Skrillex主宰の「NEST HQ」からもリリースを果たした若干 20 歳のトラックメイカーの Masayoshi Iimori、同じく米国を拠点としたネットレーベルの Attack The Music より Voia、OIRANMUSIC のレーベルメイトでもある気鋭の女性クリエイターの Sakiko Osawa、数々のヒップホップを軸にした世界基準のトラックを量産し続けるプロデューサーの KENSHU、アーティストの溜まり場として歴史に名を残す 80 年代ニューヨークの「Studio 54」へのオマージュを連想させる LoriFine のコーラス、そして Watusi による極上ディスコなトラックが心地よい COLDFEET、レペゼン横浜のトークボックス奏者&プロデューサーの LUVRAW が参加するなど、日本全国そして世界各国からのゲストが訪れる渋谷道玄坂のウォームアップ・バー「しぶや花魁」のムードを凝縮したラインナップとなった。
このリミックスの数々は更に多種多様なバージョンが存在し「ナマコプリ namakopuri」という記号のみが何となく認識されたまま、世界中の DJ によって様々なシーンでプレイされている。特に、本国マイアミで開催された「ULTRA MUSIC FESTIVAL」の Ultra Radio ステージのトリを務め、Mad Decent の Diplo や、SHOTEK とのリリースでも知られる DJ Ookay が新木場 ageha での来日公演で「あったらいいな JAPAN(Masayoshi Iimori Mix)」をプレイし、SNS などで大きな話題に。
CD のアートワークスは「現代社会への心の叫び」をテーマにナマコプリが自ら制作。6月16日~29日に新宿眼科画廊にて初の「ナマコプリ展」を開催。CD アルバムや楽曲と連動したアート作品の数々を先行披露。Youtube に自主制作のミュージック・ビデオも多数公開中。
●コメント:会田誠(美術家)
「ピンクと紫のポップな憂鬱・ほぼ芸術です。
●コメント:Seiho (from Sugar's Campaign)
『愛してるなんて言葉は下品なほうがいいに決まってる』
●店舗限定 購入特典情報
下記店舗で本作を購入すると「ナマコプリの限定生写真(5種類ランダム)」が特典として貰えます!お見逃しなく!
●タワーレコード
渋谷店、新宿店、池袋店、横浜ビブレ店、梅田NU茶屋町店、オンライン店
●ヴィレッジヴァンガード
高蔵寺、名古屋中央、SS(宇都宮)、ゆめタウン丸亀、MOZOワンダーシティ、あべのキューズモール、ニッケコルトンプラザ、池袋マルイ
●出演情報
ラジオ出演 8/5 block.fm shibuya OIRAN warm up Radio
http://block.fm/program/shibuya_oiran/
お遊戯会(フリーライブ) 8/6 シブカル祭 at 渋谷PARCO
http://shibukaru.com/
お遊戯会 8/7 ニューJ-POPパーティ「かにみそ」Vol.5 at 32016(三軒茶屋)
https://www.facebook.com/events/1660021874317196/
お遊戯会(ライブ) 8/11 甘噛みモーニングコール at LOFT9 Shibuya(渋谷)
http://www.loft-prj.co.jp/loft9/
展覧会 8/20?8/30 地獄のし天王(ナマコラブ, マコ・プリンシパル, 増田ぴろよ, 愛☆まどんな)「地獄温泉展」 Yamashiroアートマーケット at べんがらや(石川県加賀市山代温泉)
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000008.000011925.html
お遊戯会(ライブ) 8/26 DISCOTHEQUE at RUBY ROOM(渋谷)
http://rubyroomtokyo.com
お遊戯会(インストアライブ) 8/27 at Tower Records(池袋P’PARCO)
http://tower.jp/store/kanto/Ikebukuro
お遊戯会(ライブ) 9/24 りんご音楽祭 2016 at アルプス公園(長野県松本市)
http://ringofes.info