11月18,19日に行われた新木場ageHa 14th Aniversary Party。その2日目である11月19日に出演したLaidback Lukeが日本でのツアーをまとめたビデオブログ、通称"Vlog"を公開。
 

Laidback LukeはオランダのDJ/プロデューサー。1993年に音楽活動を開始し、キャリアは今年で23年になるベテランだ。彼はEDMを初期から知り、様々な伝説的トラックを残している。さらにDJとしてのスキルも卓越しており、スクラッチやループ、キーシフトを使ったトリックプレイを難なく披露し、ジャンルをクロスオーバーした選曲でオーディエンスを飽きさせない。
そんな彼はフロアのファンとのコミュニケーションをこまめに行っておりファン想いでありながら、今後DJたちが生き抜いて行くために必要なことを語ったりとダンスミュージックシーンに真摯に向き合っている。

今回は日本の3箇所のクラブを回る中でLaidback Lukeは日本のダンスミュージックシーンというものを肌で体感し、さらに自らマイクを持って渋谷の街に出てインタビューをして回ったりと積極的に日本のシーンについて考えてくれた。

今回、Laidback Lukeが東京、大阪、京都の3箇所でのギグをこなし、街頭インタビューを行ってみて感じた日本のダンスミュージックシーンの特徴は5つ。

1.日本のダンスミュージックシーンの歴史はオランダやイギリスと同じぐらい長いこと
2.ダンスミュージックのファンは今、このシーンで起きていることをよく分かっていて、知識も豊富である
3.日本のファンはロゴやフラッグが大好きで、アーティストへのサポートをそういったもので表現する
4.日本には現地で有名なDJがたくさんいるが、世界でクロスオーバーに活動できいるDJがまだいない
5.日本のダンスミュージックシーンはどんどん大きくなっている。これからが楽しみだ!


いかがだろうか。日本のファンを愛する彼だからこその厳しい言葉もあるかもしれないが、全て彼の感じた率直な感想。

彼がまた日本に来て、日本のダンスミュージックシーンの成長を感じてくれる日を楽しみに待とう!

また、日本のダンスミュージックシーンについて、もっと深く考えてみたい方は、12月1-3日で開催され、日本初開催となる国際的ダンスミュージックカンファレンス「TDME」へ。