毎年、年末から年明けにかけて、1年間のツアーの中で多くプレイした曲をまとめたベストミックスを公開するアーティストは多い。ベストミックスは、チャートの上位の曲を単純に繋いでいるのではなく、それぞれのアーティストのオリジナル曲や所属レーベルの楽曲が使用されているため、そのアーティストの世界観が存分に詰まっている。

その年を振り返るという意味でも、翌年のアーティストの傾向を窺い知ることができるという意味でも、ぜひチェックしておきたい各アーティストのベストミックス。今回はその中でも、特に聴いておきたいベストミックスをまとめてご紹介しよう。

TUJAMO


さすがTUJAMOと言うべき、独特なメロディーラインの楽曲が多め。ベースハウスとフューチャーハウスを絶妙なバランスで往来しているため、飽きることなく聴くことができる。TchamiのDJセットにも傾向が似ているので、Tchamiが好きな人もチェックしておこう。
 

Don Diablo


ageHaのカウントダウンパーティに出演し、2018年最初にageHaのステージに立ったDon Diablo。2017年は特にヒット曲が多かった彼は49分のミックスを公開。Don Diabloの手がけた楽曲のみで構成されているため、このミックスで彼の2017年の活動を一度おさらいしておこう。

また、Don Diabloが主宰するレーベル"HEXAGON"のイヤーミックスもチェックしておこう。
 

Laidback Luke


「リアルDJ」にこだわるLaidback LukeはDJ中の手元が見えるカメラ配置で撮影。チャートに惑わされず、自分の感性見慣れないCDJに違和感を抱いた方は【最近EDMのDJが使いがちな「あのCDJ」って何?】をチェック。
 

Hardwell

Part 1

Part 2

Hardwellは2つのパートに分けて合計2時間のイヤーミックスを公開。2017年も来日してくれた彼はRevealed Recordingsのオーナーであり、EDMシーンのトップアーティスト。レーベルを問わず様々なアーティストの楽曲を盛り込み、44曲をプレイした。
 

Nicky Romero


Protcol Recordsを主宰するNicky Romeroが毎週放送しているProtcol Radio内で披露された1時間のイヤーミックス。収録中にスイーツを食べ始めたりユーモアありの楽しい雰囲気の内容だ。

2018年のイヤーミックスはどのような曲が収録されているのだろうか。今年もダンスミュージックシーンは目が離せなくなりそうだ。