オランダの DJ/プロデューサーの Laidback Luke(レイドバック・ルーク) の Vlog にターンテーブリストであり DJ の A-Trak(エートラック) が登場。二人は "リアルDJ" についてを赤裸々に語り合った。

A-Trak の登場は2分40秒ごろから。

A-Trak と Laidaback Luke は2008年に2人のコラボトラック「Shake It Down」をリリースしている。2人はフレンチエレクトロに大きな影響を受けたという共通点を持っており、トークの前半では2人がフレンチエレクトロからどのように影響を受けたかという話に花を咲かせている。

それから A-Trak が主宰するレーベル Fool's Gold(フールズ・ゴールド) の話へと移る。A-Trak が DJ としてのキャリアを開始した90年代後半の Hip-Hop はアンダーグラウンドな存在であったため、2005年に設立した Fool's Gold が現在のような "レーベル" と "フェスティバル" と "アパレルブランド" の3つの顔を持つようになるとは想像していなかったと話している。

そして Luke が「僕の DJ って、君が嫌いなことをやってるよね。逆に、僕が嫌いなことを君がやってるたりするんだけどね」と切り出すと、お互いの DJ パフォーマンスの嫌いなところについての話題に。A-Trak は Luke が手でハートマークを作るパフォーマンスが嫌いで「Luke には DJ テクニックがあって、ファンもそれを見に来てるのだからもったいない」と話し、Luke は「あれはファンへの愛を示す大事な方法だと思っている」と説明した。一方で Luke は A-Trak が DJ ブースに登ってパフォーマンスすることを「見てて恥ずかしい」とコメント。A-Trak は自身の DJ を1つのショーだと思っており、ショーのアクセントとしてこのようなパフォーマンスをするのだと弁明

2人はオーディエンスとのコミュニケーションを積極的に行い、鍛え抜かれた DJ テクニックでファンの期待を越え続ける "リアルDJ" だが、それぞれのこだわりがあるようだ。

Written by So-on