DJ Khaled(DJキャレド)、自身の新作がビルボードで1位を取れなかったことに対し、訴えたり、ディスったりと大激怒

5月17日に『Father of Asahd/ファーザー・オブ・アサド』をリリースした DJ Khaled(DJキャレド)だが、Billboard Hot 200 の1位を同日にリリースした Tyler, The Creatorr(タイラー・ザ・クリエイター)のニュー・アルバム『IGOR/イゴール』に奪われ今だに怒り収まらず……。

DJ Khaled は今回のリリースに相当力をいれていたもよう。アルバムにはゲストに Jay-Z(ジェイ・Z)、Nas(ナズ)、Cardi B(カーディー・B)、Post Malone(ポスト・マローン)など錚々たるアーティストが参加。米TV番組「サタデー・ナイト・ライブ」にて、Lil Wayne(リル・ウェイン)、Big Sean(ビッグ・ショーン)、John Legend(ジョン・レジェンド)などのアーティストをゲストとして迎えて出演するなど、プロモーションにも気合を入れていた。
   
様々な手を打っていたことからも1位を獲得するのは確実だと踏んでいたのか、順位発表後にクルーと共に Epic Records を訪問した DJ Khaled は「怒り叫んでいた」と Page Six は伝えている。

また自身のインスタグラムにも「俺はみんなに聴いてもらうための音楽を作ってる。ミステリアスで何も聴こえてこない音楽じゃなくてな」と、まるで1位となった Tyler をディスっているかのような投稿をしたが、現在は削除されている。
 

t a type of way about losing to Tyler when he posted then deleted this on IG pic.twitter.com/MNTjqSuoMt

— Dwayne Ducky (@Pink_Marse) 2019年6月6日

これに対し Tyler, The Creator は特に反応は見せず、DJ Akademiks の投稿に「Tyler the Creator なんか誰が聴くんだよ」と自分自身でコメントしてみたり、「ミステリアスな音楽でもよくやったね」というコメントと共に DJ Khaled の動画を送ってきたファンに対して「そうだよ。IGOR発売中」と返信したりと、完全に DJ Khaled を相手にしていない対応。
 
 

DJ Khaled は今だに怒り狂っているようで、今度は「Billboard Hot 200 で1位になれなかった原因は Billboard にある」として、訴訟を起こすつもりだそうだ。
「Tyler が自身のグッズと共に販売して得た売り上げは総売上に反映されたが、DJ Khaled がエナジードリンクと提携して得た売り上げは総売上から除外されたため 1位を獲得できなかった」と DJ Khaled は主張。今回の件を受け、DJ Khaled の弁護士は Billboard のチャート・データ開発部署の責任者に公式に文章を送ったと伝えられている。

Related Items

DJ KhaledDJキャレドbillboardビルボードtyler, the creatorタイラー・ザ・クリエイター
More
Back to top ↑