以前、新型コロナウイルスの影響で大きな打撃を受けたとの報道があった音楽ストリーミングサービス Spotify だが、現在、月間アクティブユーザーと月額会員数は増えているという発表があった。

2020年の第1四半期(2020年1月〜3月)の間に Spotify の会員登録者数は1億3000万人を突破し、前年同期比で31%増加しているという。また、月間アクティブユーザーも2億8600万人となり、こちらも前年同期比で31%増加。売上高は18億4800万ユーロ(前年同期比22%増)となった。

これは新型コロナウイルスの影響で自宅にいるユーザーが多くなったことが要因であるのではないかと見られており、特にロックダウンが行われた地域では新規月間アクティブユーザーと休眠アカウントの再アクティブ化が増加したと Spotify は説明している。
 

イタリアやスペインのような新型コロナの影響が著しい地域では、一時的にデイリーアクティブユーザーの減少が目立っていたようだが、それも現在は回復し始、市場は活気付いてきているという。

リスニング週間が新型コロナウイルスによってどのように影響しているかを完全に把握するには、もう少し時間がかかりそうだ。