アメリカの大手ハンバーガーショップ Burger King(バーガー・キング)は昨年、Impossible Foods(インポッシブル・フード)とコラボし、肉なしの『Impossible Whoppe(インポッシブル・ワッパー)』の販売を開始した。
更に昨日、Impossible Foods は、スターバックスとのコラボも発表し、スタバは植物性ソーセージサンドイッチの販売を発表!
これらは、プラント・ベース・ミート、代替肉、フェイクミート、植物肉、植物性人口肉……等と呼ばれるものが使用されている。

Impossible Foods とは? 

Impossible Foods は、動物を使用しない肉を作る食物テクノロジー製造会社で、Impossible Foods は以下のように述べている。

「動物を使って肉を作ることは大昔の話で、有害なテクノロジーである。私たちは植物から肉を作っている。そうすれば二度と動物を使わなくて済み、好きなだけ肉を食べることができる。そして私たちが知っている惑星の中で最も最高の惑星(地球)を救うことができる」

また植物性人口肉は、以下の材料で作られているとのことだ・

・大豆やジャガイモのたんぱく質
・科学的な肉の味のフレーバー
・ココナッツのとひまわりの油


Burger King / Impossible Burger 

バーガーキングのインポッシブル・バーガーは、昨年4月に発表された。インポッシブル・バーガーは Impossible Foods が開発した肉なしの植物性人口肉を使用しているハンバーガーである。このバーガーはアメリカ・セントルイスで売り出され、その後59か所で販売が開始された。現在では、全米7,200か所で展開中だ。


植物性人口肉……と言われても、味の想像ができないという方も多いことだろう。
下は、植物性と知らずにこのバーガーを食べた人たちの感想である。皆口を揃えて「これが肉じゃないなんて信じられない」「嘘でしょ」とビックリしている様子だ。
 

バーガーキングでは、Impossible Foods とのコラボ商品として、これまでのインポッシブル・ワッパーの他に、昨日からインポッシブル・クロワッサン・ウィッチも登場。Imposible Foods の植物性人口肉がアメリカ国民に受け入れられた証だろう。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

sleeping in doesn’t seem like the better option now, huh? try the Impossible™ Croissan’wich with a patty made from plants now at BK.

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Starbucks breakfast sandwich / Impossible Foods

そして昨日、スターバックスも Impossible Foods とのコラボを発表! スタバのメニューは植物性ブレックファスト・サンドイッチ。このサンドイッチの中身は、Impossible Foods 社のインポッシブル・ソーセージ = 植物性人口肉、目玉焼き(平飼い卵)、チェダーチーズとなっている。植物性ブレックファスト・サンドイッチは、全米の一部のスタバにて現在販売中との事だ。
 

日本で Impossible Foods を食べれる場所は...? 

現段階では、日本は欧米諸国よりもベジタリアン文化が浸透していないという理由もあってか、Impossibe Foods を販売しているところはなさそうだ。また、Impossible Foods の競合会社でもある Beyond Meat三井物産が出資 しており、日本でも販売間近か……と噂になっていたようだが、残念ながら
計画は取りやめになってしまったようだ。だが、Beyond Meat の CGO は「近い将来、日本を含むアジア諸国でも提供できることを期待している」と述べている。
 

Impossible Foods 

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