Instagram を運営する Facebook は、現地時間:3月1日(月)に公式サイトを更新し、最大4人まで参加できるインスタライブの新機能「Live Rooms」を発表した。


今までのインスタライブは、最大2名まで同時にライブ配信が可能だったが、「Live Rooms」は最大4名まで同時にライブ配信することが可能となる。
Facebook は、この新機能で様々なクリエイティブな機会が増えることを期待しており、トークショー、他のアーティストとのコラボセッション、フォロワーへ向けての Q&A セッションや、チュートリアルなど様々な用途に仕様できるとのことだ。
 

■ Live Rooms の使い方

ライブルームを始めるには、左にスワイプして「Live Camera」オプションを選ぶ。次にライブの「タイトル」を入力、アイコンをタップしゲストを追加。一緒にライブしたいとリクエストを送った人を見ることも可能、また追加したいゲストを検索することもできる。

ライブルームを開始し、ゲストを追加しても自身のカメラは画面上部に残ったままとなる。ゲストルームのホストとなる場合は、最大3名まで1人づつゲストルームへ招待できる。ゲストを含むそれぞれのフォロワーにライブルームの通知がされるので、複数でライブルームを行った方がリーチ数も高くなる。

■ ビジネスにもつながる新機能

Live Rooms は、クリエイターがビジネスを構築し、マネタイズできる機能も提供するとのことだ。
先日 Facebook は、「バッジ」という新機能を発表した。これは、インスタライブ視聴者が「バッジ」を購入することにより、ライブ配信者に還元することが可能となるものだ。Live Rooms ではライブ視聴者が「バッジ」を購入したり、募金活動を行ったり、買い物ができるフィーチャーも追加されるそうだ。

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■ Live Rooms ガイドライン

また Facebook は、Instagram がクリエイターと視聴者が有意義な会話を楽しめる最適な場所を提供したいと考えており、このアップデートは安全性も考慮してデザインされているそうだ。
Live Rooms にはブロックされているユーザーは参加できず、またガイドラインに違反しライブ権限を取り除かれているユーザーもライブには参加不可能となっている。
現在のインスタライブにある機能「問題を報告する」「コメントをブロックする」「コメントフィルターを設定する」などは引き続き Live Rooms でも使用可能とのことだ。
 

■ 「Live Rooms」はいつから使えるの?


「Live Rooms」のリリース日について、具体的な日程は明らかになっていないものの、今回の発表にて近い将来全世界で使用可能になるとのことだ。それまでにどんなことに使いたいか、色々とプランを練ってみては?