悲劇的な死を遂げた EDM 界のスーパースター Avicii(アヴィーチー)が死去してから、約3年の月日が経とうとしている。

2013年リリースの大ヒットトラック "Wake Me Up" や、Avicii の遺作 LP 「Tim」に収録されている "SOS" らを共同制作し、トラックのボーカルを務めた Aloe Blacc(アロー・ブラック)だが、The List にて「(Avicii との)コラボトラックはいくつも存在し、いくつかは未完成のままである。現在そのトラックの数々を世界に共有してもいいかどうか、Avicii に関わる人々に承認を求めている」と報道している。

▼ Avicii - Wake Me Up (Official Video)

Daily Star 紙のコラムにて、Aloe Blacc は以下のように発言している。

僕は(Avicii との)いくつかのトラックがある。だけど彼のレーベルや彼の家族がそれらをリリースして良いと承認してくれるかは明確ではない。判断は彼らに委ねている。だけど、いくつかは完成しておりいくつかは未完成のままだ。難しい事は、曲が未完成のままで彼が最終判断できない中、どうやってその曲を完成させるかということだ。僕はただ(リリースしても良いか否かを)最終判断する人たちに全てを託している。

彼を本当に尊敬するのは、どれだけ彼が情熱を注いでいたかについてだ。彼は僕の歌詞やボーカルのメロディーを信頼してくれていた。その一方で、彼は、彼の作るメロディーを、メロディーのみでも際立たせていた。
もし "Wake Me Up" を知っているのであれば、歌うことができる。だけど、もし "Wake Me Up" から歌詞を取り除いたとしても、彼が作るメロディーが聴こえる。この作業は他の曲のパートと同じくらい大事なことなんだ。この事を僕はいつも頭に入れて、他のプロデューサーとセッションしているよ。

果たして、2人のコラボ曲がリリースされる可能性はあるのだろうか。ファンとしては聴きたい気持ちもあるが、最終判断は、Aloe Blacc の発言の通り、Avicii に関わる人々に委ねられているのだろう。
 

Aloe Blacc

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