株式会社Parasol が運営する、イマドキの未婚男女に特化したマーケティング機関「恋愛婚活ラボ」が、2021年7月10日(土)~12日(月)の期間に未婚男女270人(女性138人、男性132人)を対象に「婚活の実態」に関しての調査を行なった。その結果と詳細をご紹介したい。

■ コロナ禍の「婚活ヅカレ」

恋愛婚活ラボによると、コロナ禍で「オンライン婚活」は定着しており、約4人に1人が利用経験あるとのことだが、コロナ禍での婚活で見えてきた結果は、男性は「振られヅカレ」、女性は「アプローチされヅカレ」となっているそうだ。
 
また、婚姻者のうち「婚活サービスを利用したことがある人」は、2017年時点では「15.6%」となっていたが、2019年には「30.4%」となり、倍増している。(婚活実態調査2020「リクルートブライダル総研調べ」より引用)

つまり、約4人に1人が利用した経験があるという結果になった。特に「マッチングアプリなどのオンライン系婚活サービス」の利用経験率が一層高まっているそうで、コロナ禍の今、直接相手と会わずに相手探しが可能な婚活ツールとして「オンライン婚活」は定番の婚活手段となっているそうだ。

▼ 恋愛婚活ラボ調べ


オンライン婚活の経験がある未婚男女に「オンライン婚活での悩み」を調査したところ、男女別で以下の結果となっている。

男性の悩み

- 理想の相手とマッチングしない(出会えない)
- オンラインで出会ったお相手とのメッセージが続かない

と回答した人がともに「43.7%」と最も多い結果

女性の悩み

- メッセージを返信するのが面倒

と回答した人が「56.4%」と最も多い結果

■ オンラインの「婚活ヅカレ」の要因

さまざまな要因があるそうだが、男女で傾向がはっきりとわかれた。

男性に関しては.... 

- マッチングしない
- メッセージが途切れてしまう
- いいと思った人とは続かない

など、相手に「振られる」悩みが多い傾向

女性に関しては....

- メッセージを続けるのが面倒
- 会ってもピンとこない
- 会っても楽しくない

など相手に対して「満足しない」悩みが多い傾向

オンライン婚活においては、男性の方が登録者が多い傾向にあり、女性は男性と比べて多くのアプローチを受けるため、アプローチされすぎることへの疲れ(=アプローチされヅカレ)が起きてしまいがちであると考えられるという。

■ オンライン婚活は「メッセージ」が「婚活ヅカレ」の原因....!? 

▼ 恋愛婚活ラボ調べ

オンライン婚活の経験がある未婚男女を対象に「婚活中における異性とのメッセージのやりとりの悩みについて」調査した結果は、男女別で以下のようになっている。

- 男性の「55.5%」が「相手がメッセージの返事をしてくれなくなる」と回答
- 約2人に1人の男性が「メッセージが続かない」ことに悩んでいる

- 女性の「50.3%」が「メッセージは続くが、苦痛を感じる」と回答
-「メッセージをやりとりすること自体」に悩みを抱えている

メッセージは続くが、苦痛を感じる」と回答した人にその理由を聴いたところ、男性は「メッセージ内容を考えるのが大変」との回答が最も多く、「52.6%」の人が選択。一方、女性の「49.3%」が「相手とのメッセージのやりとりが楽しくないから」と回答した。

オンライン婚活市場は男性の数の方が多く、必然的に女性は多くの異性からメッセージをもらう状況になる。男性側は、ありきたりなメッセージを女性に送ると埋もれてしまう可能性が高いため、差別化したメッセージを送る必要があり「メッセージ内容を考える」ことが「婚活ヅカレ」の要因となっているそうだ。

一方、女性は、毎日複数の男性とメッセージのやり取りをする必要があるため、1つ1つのメッセージ内容まで楽しむ余裕がなくなってしまい「メッセージをすること自体」に疲れてしまう傾向にあるようだ。

■ 「婚活ヅカレ」はデートでも....!? 

▼ 恋愛結婚ラボ調べ

婚活男女に「婚活しているときの異性とのデート・お見合いに対する気持ち」を調査をした男女別の結果が以下となっている。

女性の「31.9%」は「デートが楽しくない("相手によるが基本は楽しくない" の回答を含む)」と回答。これは、男性が「12.9%」だったのに対し約3倍の結果となり、女性のほうがお相手とのデートを楽しめていないということが判明した。

「楽しくない」「相手によるが基本は楽しくない」と回答した人に、その理由を調査したところ「お相手がイメージしていた人ではかった」が、3割以上と最も多い結果となった。

女性はメイクやヘアセット等、男性に比べ1回のデートにおける準備時間が長く、要する労力も大きく『恋愛婚活ラボ』が2021年6月に調査した対面・オンラインデートの比較調査における「女性のデートの準備時間」は「31~40分」と、非常に長いことが分かった。

時間をかけて準備したのにもかかわらず、実際にデートなどで会うとイメージしていた人と違っていたと感じる人が多いため「デートがうまくいかないこと」が婚活ヅカレの原因になるようだとしている。

つまり、この結果から省みるに、男性はまずどうしたらメールで女性に好かれるかのメール術を学び、更に女性は基本デートが楽しめないものと考えて自分ばかり楽しくならないように気を配ること、女性は男性に対して勝手なイメージを膨らませすぎずに会うようにする、そもそもイメージとピッタリな男性がくることはほぼないと思いながらデートに臨むようにすれば、もうちょっとオンライン婚活が楽しめる&結果的に素敵な出会いに恵まれるかも……!?
 

【アンケート調査概要】
「婚活ヅカレ調査」
調査方法:インターネット調査
調査期間:2021年7月10日(土)~12日(月)
調査対象:未婚男女
有効回答数:N=270(男性132人、女性138人)


■ 恋愛婚活ラボ 概要
株式会社Parasolが運営する、イマドキの未婚男女に特化したマーケティング機関。
恋愛や婚活に悩める未婚男女のリアルな本音を調査し、彼らが抱える課題を紐解き、幸せな恋愛・結婚をするための一助を担う。
所長:伊藤 早紀(株式会社Parasol)
ホームページ:https://renai-konkatsulab.com/

■ 株式会社Parasol 概要
マッチングアプリを中心とした出会い・婚活メディア「マッチアップ(https://match-app.jp/all)」や、オンラインお見合いサービス「ヒトオシ(https://hito-oshi.com/)」を運営する他、恋愛・結婚に関わる様々な事業を運営。
「世界一男女をくっつける会社になる。」という企業理念の元、男女が出会って恋をして結ばれる、素敵な体験を届けることにコミットする。

■ 会社名:株式会社 Parasol
ホームページ:https://match-app.jp/company
代表取締役社長:傘 勇一郎
設立年月日:2017年1月23日

■ 事業内容 ■
ヒトオシ:https://hito-oshi.com/
マッチアップ:https://match-app.jp/all
恋愛婚活ラボ:https://renai-konkatsulab.com/
婚活キューピッド:https://konkatsu-cupid.jp/kek-kon
YouTube:https://www.youtube.com/c/matchappsaki