「テクノのファーストレディ」と呼ばれたテクノミュージックのパイオニアであるドイツ人 DJ/ライター/教育者の Lady Aïda(レディ・アイーダ/本名 Aïda Spaninks)が63歳で乳がんにより逝去したと、オランダの日刊紙 Eindhovens Dagblad が伝えている。

Lady Aïda はオランダのテクノシーンに貢献し、1980年代にはパーティーを主催、60代になるまでフェスティバルにて DJ をしていた。また、Lady Aïda はレコードコレクターとしても知られており、50,000枚を超える驚異的な数のレコードをコレクションしていたという。また、Eindhoven に DJ スクール「Rebelbass」も設立している。

彼女はまた、3voor12 にて「Rebelbass」のブログを運営し、Eindhovens Dagblad の月間コラムも執筆しており、オランダのテクノシーンへ多大な影響を与え続け、またオランダのトランスシーンが世界有数のシーンとなる立役者としても知られている。

Lady Aïda の生涯とキャリアを讃える式典が、10月4日に Eindhoven にて開催されるとのことだ。

ご冥福をお祈りいたします。