近畿日本鉄道は、大阪・難波~近鉄・奈良~京都間を結ぶ最新・観光列車『あをによし』を2022年4月29日より運行すると発表した。列車は4両1編成となっており、約3.3億円をかけて既存の特急車両をリニューアルしたものとなる。

▼ あをによし列車(イメージ)/ 画像:近鉄プレスリリース

▼ 画像:近鉄プレスリリース​

「あをによし」の車内は、ゆったりとくつろげる2列の座席配置に。乗った瞬間から歴史や文化を感じられる古都奈良の正倉院の宝物をモチーフとした天平文様などのデザインを多用し、リラックスできる環境となっているそうだ。
車内2号車には軽食や飲料等を提供する販売カウンターを設置するなど、ラグジュアリーな体験ができる観光特急となっている。

▼ 2名のツインシート / 窓際を望む「展望シート」、窓に平行な「対面式シート」/ 画像:近鉄プレスリリース
▼ 販売カウンター / 画像:近鉄プレスリリース

ゆったりとした空間にするため、座席は2名用のツインシートと3〜4 名用のサロンシートの2種類で、座席数は84席となっている。

▼ 半個室・最大4名までのサロンシート / 画像:近鉄プレスリリース

停車駅は、大阪難波、大阪上本町、鶴橋、生駒、学園前、近鉄奈良、大和西大寺、近鉄丹波橋、京都となっており「大阪難波駅」から近鉄奈良駅経由で「京都駅」までの特別急行列車として運行される。乗車時間は「大阪難波駅」から「京都駅」まで80分、桜の季節や紅葉の時期、ゆったりと旅行したい家族連れ、友達同士のグループ旅行など、様々なシーンにオススメの列車となっている。

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