mixmag によると、カナダ・オンタリオ州に住む住民は、近い将来、Uber Eats で大麻を注文できることになるそうだ。Reuters の独占記事によると、Uber Eats は「大麻市場の最初の第一歩だ」と語っているという。


World Voice によると、カナダでは 2017年に10月に、成人の30グラムまでの大麻の所持は合法となり、またライセンスを受けた小売店での大麻の売買が合法となった。

大麻購入希望者は、Uber Eats のアプリ内にある大麻ショップにて大麻を注文し、近隣のショップにて商品を受け取ることができるそうだ。また購入者は Uber Eats アプリ内で年齢確認が必須となり、また発注から1時間以内に商品を受け取りに行かなければならないという。
なお、規定により、商品を受け取る時に必ず身分証明書の提示が必須となる。

カナダの大麻市場の売上は年間40億ドル(日本円:約4,600億円)にも昇るそうで、BDS Analytics のデータによると、2026年までに50億ドル(日本円:約5,700億円)までに成長する可能性が高いという。

Uber Eats は、このサービスをカナダ全域またはアメリカに拡大する計画と可能性があるかどうかは明らかにしていない。
この大麻市場の成長の陰には、新型コロナウイルスのパンデミックによる規制やロックダウンによって、自宅以外での娯楽が楽しめなくなったことが要因となっているという。

※日本では、大麻の所持,譲り受け,及び譲り渡しについては,大麻取締法24条の2において罰則が規定されています。