オーストラリア・シドニーに構えるナイトクラブ『Seventy Seven Sydney(Club 77』は、ハラスメントのポリシーを強化したことを SNS にて発表した。そのハラスメントのポリシーとは「相手の同意なしに相手を見つめることを禁止」することだそうだ。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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Club 77 ではこのポリシーがより効果的に守られるように警備スタッフの総入れ替えも行われたと言う。

声明文によると「ナイトクラブとして顔見知りではない人たちとの交流をお勧めしていますが、交流はどんな場合であっても必ず言葉での同意を必要とします。(このポリシーは)例えば誰か見知らぬ人が遠くからあなたをじっと見つめているとします。もしあなたがこのように見つめられるのを望んでいない場合、それはハラスメントに値します。」とコメント。

▼ Club 77 Facebook より

また Club 77 は「ナイトクラブはナンパするだけの場所ではなく、クラブが好きで訪れているクラバーたちにとっても、このように不必要に凝視されることはハラスメントポリシーに違反することである」ともコメントしている。

(一部翻訳)
私たちのコミュニティーとお客様のお陰で、とても有り難いことに Club 77 はこれまで以上にとても忙しくなっています。

しかし残念なことに、クラブの文化やハラスメントについてなど私たちの価値観や倫理を共有していない人々もクラブに引き寄せてしまっています。

これを受けて私たちは安全とハラスメントに関するポリシーを更新しました。そして「安全な場所」であるために、新しい対策を導入します。

また私たちは、初めてクラブに来る人々に、クラブ内やダンスフロアで、どういった行動が許せないことなのかを理解させる手助けをする義務もあると思っています。毎晩クラブ内の警備員1名が「Safety Officer」となり、目立つベストを着用して回ります。警備員らは苦情や懸念点などに対応する訓練を受けています。

万が一、ハラスメント受けた場合や、誰かに見つめられ、それがあなたの求めていないものであれば、すぐにこの警備員を探し伝えるか、周りのスタッフへお知らせください。

不快に感じた行動の報告を受けた場合は、あなたを不快にした個人をクラブから退出させ警察を呼びます。


これは、極端に聞こえるかもしれないポリシー変更ではあるが、実際にナイトクラブで不躾な視線に晒されて嫌な思いをしている人はそれだけ多いと言うことだろう。
もちろん、素敵な相手を見つけてつい見惚れてしまうということは誰にでも起こり得ることではあるが、相手に不快感を持たれるほど、穴が開くほど見つめるのはやめたほうが良いだろう。
 

Club 77

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