先週末開催された北米最大のフェスティバル『Coachella 2023』の3日目のヘッドライナーとして出演が決定していた Frank Ocean(フランク・オーシャン)のセットが物議をかもしている。

The Guardian によると、第1週目のヘッドライナーであった Frank Ocean は、2017年以来7年ぶりのパフォーマンスになるため、多くのファンがその姿を一目見ようとメインステージに駆けつけ、Coachela に行けなかったファンらは YouTube で配信を心待ちにしていた。しかし、Frank Ocean のライブ配信は急遽取りやめとなり、また出演時間も1時間押しでのスタートとなった。


そしてようやく Frank Ocean のヘッドライナーステージは、ファンが期待していたものからかけ離れたものとなり、更に突然ステージが終了してしまうという残念なものとなってしまったそうだ。
しかし、一方で Justin Beiber(ジャスティン・ビーバー)は、Frank Ocean のパフォーマンスを称讃して Instagram に投稿しているため、一概にステージが悪かったとも言い切れなさそうだ。つまり、Frank Ocean のパフォーマンスは賛否両論だったようである。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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Frank Ocean は一度ステージを去ったものの、またステージへと戻ったが、Coachella の時間制限があったため Frank Ocean は「ショーは終わりだ」と告げてステージを後にしたとのことだ。


Frank Ocean は、第2週目となる今週末の Coachella 出演はキャンセルすると発表。代打として Blink 182 が出演するとのことだ。
なぜ、Frank Ocean はこのようなパフォーマンスをし、2週目をキャンセルすることになったのだろうか。

The Guardian の報道によると、Frank Ocean は、元々カスタムメイドのアイススケートリンクのステージを建て、100人以上いるパフォーマンスを行うスケーターを配置し、何か月も練習を重ね、7年ぶりのヘッドラインセットを披露するつもりだったそうだ。だが、Frank Ocean は足に怪我を負ってしまい、氷の上で安全にパフォーマンスすることができないという事実が発覚。そのためその特注アイススケートリンクは数時間前に解体され、全く新しいステージの配置となったため、1時間押しでの出演となったと報道されている。

代わりに、約30名のスケーターがプラダの特注服とフェイスペイントを施しパフォーマンスを行ったという流れであるとのことだ。

Rolling Stone 誌の報道では、Frank Ocean の代理人によると「(Frank Ocean は)2度の足の骨折と、左足の捻挫をしているため今後(そういった)パフォーマンスをしないように」と医師から Coachella の週末の水曜日の夜にアドバイスを受けたとのことだ。

Frank Ocean は「非常にカオスな状況だった。カオスの中にも美しいものはいくつかあった。これは僕が望んでいたショーの形ではないけれど、ステージに立てたことは楽しかった。みんなすぐに会おう」とコメントしている。

これで Coachella が直前にヘッドライナーの変更を行ったのは、昨年に引き続き、2度目となってしまった。2022年、Kanye West(カニエ・ウェスト)がヘッドライナーを務めるはずだったが、直前でキャンセルとなり、代打として Swedish House Mafia(スウェディッシュ・ハウス・マフィア)x The Weeknd(ザ・ウィーケンド)がヘッドライナーを務めた。

▼ Frank Ocean nearly dropped out of Coachella for this reason​