昨夜6月7日(水)東京 Zepp Haneda Tokyo で開催されたマデオンの来日公演初日。2020年1月以来約3年半ぶりとなる同公演のド迫力なライヴ・レポートが到着!また、東京公演の最新セットリスト・プレイリストが各種音楽配信サービスにて公開中なのに加え、6月23日(金)リリース予定の最新シングル「ガナ・ビー・グッド」の事前予約も可能となっている。
●マデオン 東京セットリスト・プレイリスト・リンク:
●最新シングル「ガナ・ビー・グッド」事前予約リンク:
https://SonyMusicJapan.lnk.to/SZFfNx
2023年6月7日(水)、東京は Zepp Haneda Tokyo にてマデオンのライブが行われた。来日は昨年の SONICMANIA 以降なのでそこまで間が空いてはいないはずなのだが、単独公演としては昨年のアメリカでのコーチェラフェス出演時の音と映像がまた一つ上のレベルで昇華された伝説のパフォーマンスを経ているので、それを生で体験できると今回のツアーを心待ちにしていた人も多かったはず。それを裏付けるかのように会場内は早い時間から観客でいっぱいだった。

スタートは定番となった「All My Friends」で幕を開ける。盟友ポーター・ロビンソンの今年のコーチェラ出演時のサプライズゲストでその歌声を聴かせてくれたのが記憶に新しいが、今回も堂々とした歌声でライブの幕開けを宣言。「マデオンです!」と日本語の挨拶も混ぜて愛嬌ある人柄を覗かせつつも背面に置かれた巨大LEDスクリーンと音楽がリンクした演出で観客を釘付けに。前半モノクロメインの世界観=光と暗闇の使い分けでインパクトを与えるには充分だったのに、後半には近年のマデオンのイメージでも印象の強いカラーマーブルのVJがビートに合わせて打ち出されフロアは熱狂の渦へ引き込まれた。

そして1stアルバム『Adventure』から「Pay No Mind」〜再び2ndアルバム『Good Faith』から「No Fear No More」と作品数は決して多くはないものの毎回素晴らしい楽曲を我々の記憶に残してくれる名曲の数々を惜しみなく披露し会場はピークを迎えていた。特に印象的だったのは新曲〜過去曲のバランスがよく交わっていた事、さらに演奏曲は基本 DJ スタイルのノンストップの Mix 形式で繋がれ、それが時にマッシュアップ的に緻密に組み合わされお馴染みの曲もその入り方の違い一つで新鮮に聞こえた事だ。

ゆったりしたテンポの楽曲が多い中で中盤のハイライトを飾ったのは初期傑作「Icarus」。一気にアップテンポなダンスビートに会場の温度もさらに上がる。時代を交差させながら披露される楽曲達を続けて聴いていると、むしろマデオンの楽曲の普遍的な美しさとエモーショナルさがより際立って来るから面白い。
かと言えばその矢先にダークでヘビーなインダストリアルビートやトラップなビートを投下して来るからそのサプライズも相まって会場からはさらに歓声が。エモーショナルさと重厚感が1曲1曲しっかりとその世界観を反映させたVJとリンクし観客はどんどんマデオンの世界に没入していく。

終盤では観客への感謝の MC を織り交ぜ「未来の子供のために作った」という「Borealis」を披露。原曲よりもさらにライブ仕様にビートが強くなった印象で、青を基調とした照明 & VJ に包まれながらフロア全員が何を言われるでも無く手を上げて振っていた光景が目に強く焼きついた。そこから2nd アルバムのハイライトでもある「Miracle」でフロアは多幸感に満ち溢れる。ラストにはすでに彼のライブで幾度と披露され、いよいよ今月リリースされる新曲「Gonna Be Good」。ここで近年のマデオンのライブの最も印象的なシーン=足場が浮かび上がり空中に浮かんだマデオンが背景に山やオーラを映していく VJ と一つになり、彼の音楽と映像の神々しいまでのシンクロが頂点を迎える。ライブの冒頭ですでに迎えたピークを軽々と超えていく終盤の演出に鳥肌が収まらなかった。
アンコールでは皆が待ちわびていたポーター・ロビンソンとの名曲「Shelter」を披露し、観客からこれ以上ない拍手が送られた。ネット映像などで幾度も観てきたはずのライブ、そのイメージと期待を超えて来る素晴らしいパフォーマンスだった。終演後、楽屋で「日本でしか得られないインスピレーションを得て次のライブへとフィードバックしていきたい」と語っていたマデオン。留まる事なく進化し続ける彼のパフォーマンスを再び体感できる日が待ちきれない。
【来日公演情報】
■2023年6月7日(水)
OPEN 18:30 / START 19:30
@Zepp Haneda Tokyo
■2023年6月8日(木) ※当日券若干数あり
OPEN 18:30 / START 19:30
@Zepp Osaka Bayside
総合主催・企画・制作・招聘:クリエイティブマン
詳細リンク: https://www.creativeman.co.jp/event/madeon23/
【リリース情報】
マデオン|Madeon
最新シングル
「ガナ・ビー・グッド」(Gonna Be Good)
事前予約受付中
(2023年6月23日配信予定)
https://SonyMusicJapan.lnk.to/SZFfNx
シングル
「ラヴ・ユー・バック」(Love You Back)
配信中(2022年4月27日)
アルバム『グッド・フェイス』(Good Faith)
<国内盤CD>
発売中(2020年1月15日)
SICP-6196 / ¥2,200+税
配信中(2019年11月15日)
【プロフィール】
https://www.sonymusic.co.jp/artist/madeon/profile/
●1994年生まれ、フランス出身の25歳。本名ヒューゴ・ルクレール
●2010年、僅か11歳でフランスのリミックス・コンテストにて優勝し、以来多数のリミックスを手掛けるように
●YouTubeで公開した「Pop Culture」という39曲のポップ・ソングをマッシュアップした動画が数カ月で700万回超えの再生回数を記録し話題を呼ぶ
●レディー・ガガやコールドプレイ、ミューズ、エリー・ゴールディングといった錚々たる面々の楽曲を制作/プロデュースしたことにより、その注目度は更に上昇し、<ULTRA MUSIC FESTIVAL>や<コーチェラ>などといった著名フェスティバルへも出演
●<SONICMANIA 2012>で初来日を果たし、 2013年10月に開催した初単独公演では入場制限がかかり話題に
●2015年4月には遂にデビュー・アルバム『アドヴェンチャー』をリリースし、全米ダンス・エレクトロニック・チャートで1位を獲得同年8月には、<SONICMANIA><SUMMER SONIC>にダブル出演
●2016年10月、ポーター・ロビンソンとのコラボ楽曲「シェルター」を発表 - 全世界ストリーミング再生回数1億1,500万回超えの大ヒットを記録(2019年時点)
●<シェルター・ライヴ・ツアー>で北米、ヨーロッパ、オーストラリアなど40公演以上ものツアーを敢行。日本では2017年2月に一夜限りの来日公演をZepp DiverCityで行い、約2,000人を動員。同年4月の<コーチェラ>でのパフォーマンスでツアーを終了
●2019年11月、4年振り2作目となる最新アルバム『グッド・フェイス』をリリース
●2020年1月16日東京、17日大阪にて単独公演を開催
●2022年4月に最新シングル「ラヴ・ユー・バック」をリリース
●2022年8月に<SONICMANIA 2022>出演
【関連サイト】
●ソニーミュージックによる日本公式サイト
https://www.sonymusic.co.jp/artist/madeon/
●マデオン公式Twitter
https://twitter.com/madeon?lang=ja
●マデオン公式Instagram
https://www.instagram.com/madeon/
●マデオン 東京セットリスト・プレイリスト・リンク:
●最新シングル「ガナ・ビー・グッド」事前予約リンク:
https://SonyMusicJapan.lnk.to/SZFfNx
【ライブレポ】毎回、我々の期待を超えて来るマデオン来日ツアー・レポート
(テキスト:TJO)2023年6月7日(水)、東京は Zepp Haneda Tokyo にてマデオンのライブが行われた。来日は昨年の SONICMANIA 以降なのでそこまで間が空いてはいないはずなのだが、単独公演としては昨年のアメリカでのコーチェラフェス出演時の音と映像がまた一つ上のレベルで昇華された伝説のパフォーマンスを経ているので、それを生で体験できると今回のツアーを心待ちにしていた人も多かったはず。それを裏付けるかのように会場内は早い時間から観客でいっぱいだった。

スタートは定番となった「All My Friends」で幕を開ける。盟友ポーター・ロビンソンの今年のコーチェラ出演時のサプライズゲストでその歌声を聴かせてくれたのが記憶に新しいが、今回も堂々とした歌声でライブの幕開けを宣言。「マデオンです!」と日本語の挨拶も混ぜて愛嬌ある人柄を覗かせつつも背面に置かれた巨大LEDスクリーンと音楽がリンクした演出で観客を釘付けに。前半モノクロメインの世界観=光と暗闇の使い分けでインパクトを与えるには充分だったのに、後半には近年のマデオンのイメージでも印象の強いカラーマーブルのVJがビートに合わせて打ち出されフロアは熱狂の渦へ引き込まれた。

そして1stアルバム『Adventure』から「Pay No Mind」〜再び2ndアルバム『Good Faith』から「No Fear No More」と作品数は決して多くはないものの毎回素晴らしい楽曲を我々の記憶に残してくれる名曲の数々を惜しみなく披露し会場はピークを迎えていた。特に印象的だったのは新曲〜過去曲のバランスがよく交わっていた事、さらに演奏曲は基本 DJ スタイルのノンストップの Mix 形式で繋がれ、それが時にマッシュアップ的に緻密に組み合わされお馴染みの曲もその入り方の違い一つで新鮮に聞こえた事だ。

ゆったりしたテンポの楽曲が多い中で中盤のハイライトを飾ったのは初期傑作「Icarus」。一気にアップテンポなダンスビートに会場の温度もさらに上がる。時代を交差させながら披露される楽曲達を続けて聴いていると、むしろマデオンの楽曲の普遍的な美しさとエモーショナルさがより際立って来るから面白い。
かと言えばその矢先にダークでヘビーなインダストリアルビートやトラップなビートを投下して来るからそのサプライズも相まって会場からはさらに歓声が。エモーショナルさと重厚感が1曲1曲しっかりとその世界観を反映させたVJとリンクし観客はどんどんマデオンの世界に没入していく。

終盤では観客への感謝の MC を織り交ぜ「未来の子供のために作った」という「Borealis」を披露。原曲よりもさらにライブ仕様にビートが強くなった印象で、青を基調とした照明 & VJ に包まれながらフロア全員が何を言われるでも無く手を上げて振っていた光景が目に強く焼きついた。そこから2nd アルバムのハイライトでもある「Miracle」でフロアは多幸感に満ち溢れる。ラストにはすでに彼のライブで幾度と披露され、いよいよ今月リリースされる新曲「Gonna Be Good」。ここで近年のマデオンのライブの最も印象的なシーン=足場が浮かび上がり空中に浮かんだマデオンが背景に山やオーラを映していく VJ と一つになり、彼の音楽と映像の神々しいまでのシンクロが頂点を迎える。ライブの冒頭ですでに迎えたピークを軽々と超えていく終盤の演出に鳥肌が収まらなかった。
アンコールでは皆が待ちわびていたポーター・ロビンソンとの名曲「Shelter」を披露し、観客からこれ以上ない拍手が送られた。ネット映像などで幾度も観てきたはずのライブ、そのイメージと期待を超えて来る素晴らしいパフォーマンスだった。終演後、楽屋で「日本でしか得られないインスピレーションを得て次のライブへとフィードバックしていきたい」と語っていたマデオン。留まる事なく進化し続ける彼のパフォーマンスを再び体感できる日が待ちきれない。
【来日公演情報】
■2023年6月7日(水)
OPEN 18:30 / START 19:30
@Zepp Haneda Tokyo
■2023年6月8日(木) ※当日券若干数あり
OPEN 18:30 / START 19:30
@Zepp Osaka Bayside
総合主催・企画・制作・招聘:クリエイティブマン
詳細リンク: https://www.creativeman.co.jp/event/madeon23/
【リリース情報】
マデオン|Madeon
最新シングル
「ガナ・ビー・グッド」(Gonna Be Good)
事前予約受付中
(2023年6月23日配信予定)
https://SonyMusicJapan.lnk.to/SZFfNx
シングル
「ラヴ・ユー・バック」(Love You Back)
配信中(2022年4月27日)
アルバム『グッド・フェイス』(Good Faith)
<国内盤CD>
発売中(2020年1月15日)
SICP-6196 / ¥2,200+税
<配信アルバム>[トラック・リスト]
01. ドリーム・ドリーム・ドリーム
02. オール・マイ・フレンズ
03. ビー・ファイン
04. ニルヴァーナ
05. マニア
06. ミラクル
07. ノー・フェア・ノー・モア
08. ホールド・ミー・ジャスト・ビコーズ
09. ヘヴィー・ウィズ・ホーピング
10. ボレアリス
配信中(2019年11月15日)
【プロフィール】
https://www.sonymusic.co.jp/artist/madeon/profile/
●1994年生まれ、フランス出身の25歳。本名ヒューゴ・ルクレール
●2010年、僅か11歳でフランスのリミックス・コンテストにて優勝し、以来多数のリミックスを手掛けるように
●YouTubeで公開した「Pop Culture」という39曲のポップ・ソングをマッシュアップした動画が数カ月で700万回超えの再生回数を記録し話題を呼ぶ
●レディー・ガガやコールドプレイ、ミューズ、エリー・ゴールディングといった錚々たる面々の楽曲を制作/プロデュースしたことにより、その注目度は更に上昇し、<ULTRA MUSIC FESTIVAL>や<コーチェラ>などといった著名フェスティバルへも出演
●<SONICMANIA 2012>で初来日を果たし、 2013年10月に開催した初単独公演では入場制限がかかり話題に
●2015年4月には遂にデビュー・アルバム『アドヴェンチャー』をリリースし、全米ダンス・エレクトロニック・チャートで1位を獲得同年8月には、<SONICMANIA><SUMMER SONIC>にダブル出演
●2016年10月、ポーター・ロビンソンとのコラボ楽曲「シェルター」を発表 - 全世界ストリーミング再生回数1億1,500万回超えの大ヒットを記録(2019年時点)
●<シェルター・ライヴ・ツアー>で北米、ヨーロッパ、オーストラリアなど40公演以上ものツアーを敢行。日本では2017年2月に一夜限りの来日公演をZepp DiverCityで行い、約2,000人を動員。同年4月の<コーチェラ>でのパフォーマンスでツアーを終了
●2019年11月、4年振り2作目となる最新アルバム『グッド・フェイス』をリリース
●2020年1月16日東京、17日大阪にて単独公演を開催
●2022年4月に最新シングル「ラヴ・ユー・バック」をリリース
●2022年8月に<SONICMANIA 2022>出演
【関連サイト】
●ソニーミュージックによる日本公式サイト
https://www.sonymusic.co.jp/artist/madeon/
●マデオン公式Twitter
https://twitter.com/madeon?lang=ja
●マデオン公式Instagram
https://www.instagram.com/madeon/