ドイツの音声ファイル共有サイト SoundCloud(サウンドクラウド)が、有料会員サービス「SoundCloud Next Pro」ユーザー向けに、アーティストがグッズを作って販売できる機能のベータ版を公開した。

「SoundCloud Next Pro」は、年間9,900円で利用できる有料サービスだが、この新たな機能では、「SoundCloud Next Pro」ユーザーのアーティストは、限定グッズをデザインして「Soundcloud Store」内で販売することができるようになり、その際に在庫や保管料、初期費用等は全て不要で、利益の100%がアーティストに還元されるとのことだ。

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同機能の使い方としては、アーティストはまずグッズのデザインをストアに送り、モックアップを作成して製造、販売するという流れとなり、アパレル、限定ビニール、アクセサリー等、全てのアイテムは受注生産で、すぐに発送される。
グッズの権利はアーティストが保持できて、「SoundCloud Next Pro」のショップ外でもグッズ販売は可能だが、SoundCloud ストア内では、その商品はドロップ中のみ限定販売となる。更に、ファンにはメールやアプリ内通知でグッズの販売スタートが通知される。

SoundCloud は以下のようにコメントしている。

当社のデータによると、ファンは新曲をリリースした際に最も熱中します。SoundCloud でグッズをドロップすることで、最新リリースのリーチを拡大し、ファンが最も熱中している時にグッズを宣伝することができます。これらは全て、当社の社内通知機能を使用して行われます。

現在、Wiz Khalifa(ウィズ・カリファ)や Denzel Curry(デンゼル・カリー)等、一部のアーティストのグッズが新たな SoundCloud ストアで販売されている。

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