ラスベガスの球形複合アリーナ Las Vegas Sphere(ラスベガス・スフィア)を運営する Sphere Entertainment Co., が先週、2024年の第四四半期および通期決算を発表した。それによると、総売上高10億3000万ドル(約1,498億8,358万円)の売り上げを計上したとのことだ。


また、2024年第四四半期決算 (6月30日締め) は売上2億7340万ドル(約406億9,767万円)、純損失(約67億7,621万円)だった。通期決算では、総売上高10億3000万ドル(約1,498億8,358万円)、2023年の総売上高は5億7380万ドル(約834億3,754万円)だったため、2024年はほぼ倍になっていることがわかる。

2023年9月にロック・バンド U2 の40日間のレジデンスでオープンした Sphere は、最初の第3四半期で4億8940万ドル(約711億6,475万円)の収益を上げていた。
 

Sphere では、予想より収益が下回ったため、2023年11月に CFO が交代。その後、コンサート、ライブイベントを増やし、U2 のレジデンスの後はアメリカのロック・バンド Phish(フィッシュ)、Dead & Company(デッド & カンパニー)がそれぞれ30日間のレジデント公演を開催。また6月には、初の企業イベントと、NHL が主催するドラフト会議 NHL Draft も開催された。

▼ Phish Live At Sphere - 4/21/2024 - Down With Disease (4K HDR)

今後も Sphere では、多様なイベントを行う予定となっている。初のスポーツライブイベント「UFC 306」、音楽イベントでは Eagles(イーグルス)による
20日間のレジデント公演、12月下旬には Anyma(アニマ)が初のエレクトロニック・ダンス・ミュージックアクトとして出演する予定だ。

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