2018年に28歳という若さで自ら命を断つという悲劇的な最期を遂げた、伝説的 DJ/プロデューサーの Avicii(アヴィーチー)こと本名 Tim Bergling(ティム・バークリング)の遺品である彼の私物267点が、"世界最古のオークションハウス" を自称するストックホルムオークション協会のオークションに10月1日に出品される予定となっている。
このオークションの収益の全ては、Avicii の死をきっかけに設立された、精神的な問題を抱える若者たちを支援するために設立された慈善団体のティム・バークリング財団に寄付される。
このオークションのコレクションには、Avicii が所持していたスニーカー、衣服、楽器等が含まれており、EDM.com が一部のコレクションの画像を初公開している。
なお、オークションを監督する、ストックホルムオークション協会のスペシャリストであるマリン・スヴェホルム氏は、同オークションについて以下のように語っている。
コレクションの #10 は、サイズ7 3/8の黒のマイアミ・マーリンズ・ニューエラ・キャップ。Avicii は、2016年2月のサンフランシスコでのパフォーマンス中にこの帽子を着用した。
Sean ErikssonStockholms Auktionsverk

#14 は白いソールと複雑な白い花模様のジバンシィの青いハイトップ・スニーカー。サイズは不明。Avicii は2016年5月、死去の2年足らず前にこのスニーカーをプレス撮影で着用。同年、彼はこのスニーカーを砂漠の奇祭フェスとして知られる Bernign Man で着用しており、スニーカーは今でも Berning Man 開催地であるブラック・ロック・砂漠の砂まみれのままだ。
Stockholms Auktionsverk

#79は、Avicii が使用していた個人用 DJ セットアップが含まれている。オリジナルの黒いケースに入った Pioneer CDJ-200 Nexus DJ マルチプレーヤー2台と、Pioneer DJM-900 Nexus ミキサー1台が含まれている。

ストックホルムオークション協会のシニア・クライアント・エグゼクティブを務めるトム・オスターマンは以下のように述べている。
このオークションの収益の全ては、Avicii の死をきっかけに設立された、精神的な問題を抱える若者たちを支援するために設立された慈善団体のティム・バークリング財団に寄付される。
このオークションのコレクションには、Avicii が所持していたスニーカー、衣服、楽器等が含まれており、EDM.com が一部のコレクションの画像を初公開している。
なお、オークションを監督する、ストックホルムオークション協会のスペシャリストであるマリン・スヴェホルム氏は、同オークションについて以下のように語っている。
(Aviciiの)家族は、長い間、これらの品物をどう扱うのが最善か検討し、保管しておくよりもティム・バーグリング財団のためのチャリティー・オークションが最善の選択だと判断した。
若者の精神的健康を支援することを目標とするティム・バーグリング財団のためにオークションを開催することは、それらの品物を他者を助けるための資金源に変えることに繋がる。
コレクションの #10 は、サイズ7 3/8の黒のマイアミ・マーリンズ・ニューエラ・キャップ。Avicii は、2016年2月のサンフランシスコでのパフォーマンス中にこの帽子を着用した。
Sean ErikssonStockholms Auktionsverk



Stockholms Auktionsverk

#79は、Avicii が使用していた個人用 DJ セットアップが含まれている。オリジナルの黒いケースに入った Pioneer CDJ-200 Nexus DJ マルチプレーヤー2台と、Pioneer DJM-900 Nexus ミキサー1台が含まれている。

ストックホルムオークション協会のシニア・クライアント・エグゼクティブを務めるトム・オスターマンは以下のように述べている。
ライブオークションは、ストックホルムの Nybrogatan 32 にて、現地時間の10月1日(火)午後3時にオンラインで開催される。Tim Bergling 自身は、財産を蓄えるために物を集めるという意味でのコレクターではなかった。
彼は物質的な所有物にあまり価値を置いていなかったことがわかった。その代わりに、お金に対する彼の考え方は、持っているものが多いほど、それを共有して世界をより良くする理由が増えるというものだった。