Photo: BBC News

イギリス・ダービンシャーの老人ホームに住む Hilda Jackson（ヒルダ・ジャクソン）さんは、もうすぐ105歳を迎える。
BBC News の報道によると、そんな Hilda Jackson さんは一つの願いを持っているとのことで、それは自身のいる老人ホームにて、ライブ DJ、紫外線ペイント、ネオンアクセサリー等に彩られた、本格的なレイヴを体験することだそうだ。Hilda Jackson さんの老人ホームのスタッフは、そんな彼女の願いを叶えるべく準備をしているという。
Hilda Jackson さんは、同老人ホームお施設最年長の入居者で、彼女は学校を卒業した後織物工場で働き、第二次世界大戦中はダービーで軍需品を製造していたとのことだ。若い頃は旅行好きで、趣味は音楽の他にテニスも好きで、特にウィンブルドンの試合を観戦するのが大好きだったとのことだ。

Photo: BBC News
ケアホームのマネージャーである Rebecca Wass さんは Hilda Jackson さんの件について以下のように述べている。

彼女は常に活動的で、非常に意志が強く、自分が何を望んでいるのかをよく理解しています。
彼女は常に、ダンスとパーティーの大ファンでした。

また、Rebecca Wass さんは以下のようにも述べている。

このアイディアがどこから来たのかは分かりません。

彼女が映画か何かで見たのかどうかはわかりませんが、良いお祝いをしたいと言っていました。
彼女はいつもダンスと人生を精一杯生きることが大好きだったので、それを表現するために何かしたいと思っていました。

この老人ホームで開催予定のレイヴでは、数十年に渡るクラシック・アンセムがプレイされる予定であるとのことで、他の入居者を含むパーティー参加者たちは、当日、DJ に曲をリクエストする機会があるとのことだ。

なお、昨年も Hilda Jackson さんは自身の誕生日に同様のリクエストをしており、老人ホームの入居者全員がグロースティックを用意し、Hilda Jackson さんを含む数名は踊りまくっていたのことだ。

いくつになっても人生を最大限に楽しむことこそが、元気に長生きする秘訣であるのかもしれないと思わせてくれる、Hilda Jackson さんのエピソードだ。