Calvin Harris(カルヴィン・ハリス)が新たな楽曲としてまさかのカントリー調の楽曲「Smoke the Pain Away」をリリース予定であることを明かした。しかも、この曲では Calvin Harris 自身がボーカルを務めている。

Calvin Harris は3月5日現在、自身の Instagramに30秒のティーザー映像を投稿。映像では、アコースティックギターを手にした彼が、柔らかなフォーカスの中で歌う姿が映し出される。その後、カメラは長髪をなびかせながらマイクに向かう Calvin Harris の姿へと切り替わる。
 
Calvin Harris はキャプションに「もうすぐ公開(It’s coming)」と記しており、リリースが間近であることを示唆している。

この投稿には Calvin Harris の妻である BBC Radio 1のプレゼンター Vick Hope(ヴィック・ホープ)も反応。「そのボーカル……YEEEESSSSS!!!」とコメントし、楽曲への期待を高めている。

なお、「Smoke the Pain Away」は、2024年に Elena Goulding(エリー・ゴールディング)とコラボレーションした「Free」以来の新曲となる。「Free」に先立ち、彼は2024年にキャリアのヒット曲を集めたコンピレーションアルバム『96 Months』をリリースしている。
 
 

ダンスミュージックとカントリーのクロスオーバーは決して新しい試みではない。2013年に Avicii(アヴィーチー)が「Wake Me Up」でその道を切り開き、Diplo(ディプロ)も2020年のアルバムと2024年のミックステープでカントリー要素を取り入れた音楽を発表している。

しかし、Calvin Harris の「Smoke the Pain Away」が完全なカントリーソングなのか、それともダンスミュージックの要素を含むのかは、まだ明らかになっていない。EDM 界のレジェンドがどのような新境地を見せるのか、リリースが待ち遠しい。