Halsey（ホールジー）と Evanescence（エヴァネッセンス）の Amy Lee（エイミー・リー）がコラボした新曲「Hand That Feeds」が、2025年6月6日公開の映画『バレリーナ』の主題歌として5月9日にリリースされた。
 
この夢の共演は、リリースわずか3日前に両者の Instagram で発表され、薄暗いステージ上で互いに手を差し伸べるプロモーション写真が話題となった。
Halsey は長年 Amy Lee のファンであり、2024年のアルバム『The Great Impersonator』のプロモーションでは彼女に扮した姿を披露するほどの憧れを抱いていた。今回のコラボについて、「本当に夢みたい。大興奮してる！」とファンに向けたメッセージで喜びを語っている。
 
新曲「Hand That Feeds」は、重厚でシネマティックな雰囲気を持ち、幽玄なピアノの旋律とサイレンのようなドローン音が緊迫感を演出している。印象的なサビでは、「Too late ’cause you know you can’t turn around and bite the hand that feeds（与えてくれる手を噛んでも、もう遅い）」と歌い上げている同曲は、Halsey がリリース前にファンへ送ったメッセージで一部が先行公開され、注目を集めていた。
 
映画『バレリーナ』は『ジョン・ウィック』シリーズのスピンオフ作品。Ana de Armas（アナ・デ・アルマス）が演じる暗殺者イブ・マカロがロシアで訓練を受ける様子を描き、物語の時間軸は2019年公開の『ジョン・ウィック：パラベラム』と重なる。Keanu Reeves（キアヌ・リーブス）も本作に登場する。

今回のコラボ曲は、Halsey にとっては2月に発表した「Safeword」以来の新作であり、Evanescence はNetflixのアニメシリーズ『Devil May Cry』のために制作した「Afterlife」以来のリリースとなる。