故 Avicii（アヴィーチー）の悲劇的な死から約8年経った今でも、Avicii の名前が見出しに登場する度に大きな注目と感心を集めている。その間、Avicii の元マネージャーだった Ash Pournouri（アッシュ・ポアノウリ）は、公の場でほとんど沈黙を保ってきた。だが今回、Avicii のレガシーをめぐり、ついに法的措置を取る意向を明らかにした。

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上記の Instagram 投稿にて、Ash Pournouri は故 Avicii のマネジメントをめぐる世間の認識に対し、ここ数か月にわたり自身の Instagram にて予告してきた訴訟をスウェーデンの裁判所に正式に起こした。

（一部翻訳）
本日、（スウェーデンの法律事務所）Nord Advokater および主任弁護士である King’s Counsel（キングズ・カウンセル）の Zafar Ali（ザファル・アリ）、Kartik Sharma（カルティク・シャルマ）と共に、事実関係を正すことのみを目的として、スウェーデンの裁判所において法的手続きを開始した。（これは）金銭的な補償を求めることではない。Avicii（本名：Tim Bergling）のマネジメントに関して、事実と異なる、または一面的に語られてきた世間の認識を正したいだけだ。

上記の Instagram 投稿にて、Ash Pournouri は具体的にどのように語られてきた部分が問題なのかは明言していないが、2017年公開のドキュメンタリー映画『Avicii: True Stories』での描かれ方に異議を唱えているようだ。また、2021年7月に行われたインタビューでは、Ash Pournouri が体調を崩していた Avicii に対し、ツアーの継続を強く迫っていたかのように描かれているが、それは事実ではないと主張している。

また声明文では、「（Avicii の）家族を攻撃しているわけではない」としつつも、「明らかになることの中には、不快に感じられるものもあるだろう」と語っている。その中には、「説明責任の要求に対してさらなる否定が続くのであれば」、数時間分に及ぶ「未編集の音声記録」が含まれる可能性もあるという。Ash Pournouri は、「それらは切り札としてではなく、自分が "公の場で破壊される" という感覚を知っているからこそ、今は出していない。他人に対して、かつて自分がされたことと同じことはしない」と記している。更に Ash Pournouri は、訴訟費用を差し引いたうえで、万が一損害賠償金を得た場合は、その全額を「真の慈善活動」に寄付する予定であるとのことだ。