1989年から1995年まで、非現実的なまでに華やかで夢と希望にあふれたナイトライフを創造しながら、東京ならではのクロスカルチャーを世界に発信していた唯一無二の伝説のクラブGOLD。GOLDのDJ陣が揃うトリビュートナイトというべき今夜の主役は、大御所スタイリスト馬場圭介氏。2012年を最後にスカイツリーに乗っ取られる東京タワーと同じ年に産声を上げた馬場圭介、その人に代わる者なし!!
DJs Details
馬場圭介
1958年、熊本生まれ。大御所スタイリストの一人として日本のファッション界を支える第一任者。28歳の時にロンドンに渡りスタイリストの大久保篤志氏に出会う。2年後に帰国。東京でスタイリストアシスタントして働き始め1年後に独立。2004年秋冬からナノ・ユニバースと始めたブリティッシュロックとミリタリーを絶妙に合体させたブランド・GBのディレクターとデザイナーも兼任する。また2007年から2009年までユニクロ企画のコラボTシャツのデザインをニコラ・フォルミケッティや大久保篤志氏などと共に手掛けている。
DJ ノリ
1979年からDJを始め、主に札幌と六本木を活動の場とする。86年に渡米、N.Y.のFujiyama-MamaでレジデントDJのポジションを射止める。N.Y.のクラブParadise Garageの伝説レジデントDJ、ラリー・リーヴァンと出会い幾度もの共演を重ねる。90年に東京芝浦のクラブGOLDのオープンニングに合わせて帰国。GOLDのレジデントDJに抜擢される。新旧問わない時間の隔たりを感じさせない独特の選曲と、そこから生まれるグルーブ感は、アンダーグラウンド派にも絶大な人気を誇っている。
高橋透
70年代にDJ活動を開始し80年にNYへ移住。12WEST、SAINT、AREAなどゲイカルチャー全盛のタフでハードなNYのクラブシーンを体験。翌年一時帰国し、ニューヨーク・サウンド、ニューウェーブ、ノーウェーブ、エレクトロをミックスするプレイでツバキハウス、ツバキボール、クラブ-Dと80年代の代表的な箱でメインDJを務め、85年に再びNYへ。DJレストラン“フジヤマ・ママ”のレジデントDJとして活動しながら、現在のクラブシーンに最も影響を与えたダンスミュージックの聖地Paradise GarageのメインDJ故ラリー・レヴァンとも交流を深め、その神業的なプレイとNYにおけるハウスミュージックの創世記を体験。Paradise Garageクローズ後もクラブMARSでレギュラーを務めるなど4年間に渡るDJ活動を経て、89年に 芝浦GOLDのオープンの為に帰国。土曜日のレジデントDJとして国内にハウスミュージック/ガラージサウンドを浸透させ、5年半に渡ってメインDJ兼サウンドプロデューサーとしてGOLDの黄金時代を築いた。
DJ エンマ
DJ、ミュージシャン、リミキサー。1985年より音楽活動をスタート。海外での知名度も高く1990年にはパーティーのメッカであるイビサ島でもプレイ。また、1994年には芝浦のGOLDでレジデントDJを務めるなど、名実ともに日本を代表するハウスDJ。京都のWORLDと宇都宮のPLANETで開催している「EMMA HOUSE」や、渋谷WOMBでの「TROUBLE HOUSE」、新木場STUDIO COASTでの「ULTRA MUSIC」などを中心に、DJプレイや楽曲制作などを積極的に行っている。シカゴ・ハウス、トライバル・ハウスなどを中心に、他のジャンルを織り交ぜた柔軟性の高いDJプレイで、サプライズ的手法をよく好むことやトリッキーなプレイを織り交ぜるスタイルでも知られている。
DISCO Groovy / Kanagawa, Japan
SOUND MUSEUM VISION / Tokyo, Japan