90年代のストリートカルチャーを牽引した井上三太による伝説的コミックを、園子温監督が実写映画化した『TOKYO TRIBE』の主題歌「HOPE –TOKYO TRIBE ANTHEM」が配信リリースされ、映画の貴重なシーンも登場するPVの公開もスタートした。



Mr.Children、ASIAN KUNG-FU GENERATION、UVERworldなど数多くの有名アーティストのビデオを手掛ける人気映像ディレクター=大喜多正毅氏が監督し、7月上旬に都内で撮影が行われたミュージックビデオは、“HOPE=希望”“TOKYO”というキーワードを連想させる、東京を俯瞰した映像と貴重な映画のシーンがミックスされ、一部映画のラップ・シーンとシンクロしているなど、斬新な演出が光るスタイリッシュな作品に仕上がっている。

映画でも主演を務めるYOUNG DAISを始め、SIMON、Y’Sという気鋭のラッパーたち3人が“HOPE=希望”を基にしたリリックをマイクリレーでつなぎ、サビを歌う人気シンガーのAIの参加によってより一層壮大なヒップホップナンバーとなったこの曲、映画公開前から予告編にも使われ話題となっていたが、今回の主題歌に関して各アーティストはこうコメントを寄せている。

YOUNG DAISコメント:
「今回、映画の主演はもちろん主題歌にも参加させてもらえた事とても光栄に思っています。この主題歌は、SIMONであればWARU、Y'Sであれば渋谷SARUといったように「映画の中に登場する自分達が歌う"HOPE(希望)"」をテーマに掲げて制作させてもらいました。そしてこの曲を更に輝かしい希望溢れるものにしてくれたAIの歌声と詩にはとても感動しました。Music Videoも歌っている自分達の他にも映画のシーンがたくさん散りばめられていて、この映画に関わった人々のHOPEが詰まったものになっています。」

SIMONコメント:
「HOPEを聴いてくれるみんなのリアルな毎日。頑張るその背中を少しでも押せる曲になれたら嬉しいな。Hip Hop Is Back!!」

Y’Sコメント:
「俺なりの「HOPE」を込めて作りました。こんな世の中ですが前向いて楽しみましょう!」

AIコメント:
「今回のオファーは、「希望(HOPE)」というキーワードをいれてほしいとリクエストを受けて、エンディングのメロディの部分と歌詞を書いて、歌をうたいました。映画のエンディングが、楽曲とつながっていて、主題歌が流れた瞬間はうれしかったです。この映画でしか集まらない日本のHIPHOP界を支えるラッパーたちがオールスター出演しているので、そこに注目して観てもらいたいです。そして、登場するキャラクターが、みんなカッコいいので、若い人は真似をしたくなるかもしれないですが、メラやWARUを真似しないように!ラブ&ピースな海くんを見習ってください(笑)」

この主題歌「HOPE –TOKYO TRIBE ANTHEM-」をはじめ、映画でも使用されている楽曲を収録したサウンドトラックアルバムは8月27日に発売され、音楽面でも話題となりそうだ。

 

 

TOKYO TRIBE – ORIGINAL MOTION PICTURE SOUNDTRACK

 

 

Purchase Links