本社をニューヨークに持ち世界各国に出版している世界有数の経済誌「フォーブス」による「2016年ヒップホップアーティスト収入ランキング」が発表された。このランキングはCDを含む音源の売り上げだけでなくツアーを含む様々なメディアへの出演料、グッズの売り上げ、商標、その他のビジネスなどあらゆる面における収入をランキング化している。

10位から4位までの順位は以下の通り。

10. Birdman: 1,800万ドル
9. Kendrick Lamar: 1,850万ドル
8. Pharrell Williams: 1,950万ドル
7. Pitbull: 2,000万ドル
6. Nicki Minaj: 2,050万ドル
5. Wiz Khalifa: 2,400万ドル
4. Drake: 3,850万ドル

そして3位以上のランキングはこちら

3. Dr. Dre: 4,100万ドル


Dr.Dreは人気ヘッドホンブランド「beats」のプロデュースを行い、その収入が大きく占めたおかげもあり毎年上位にランクインしていた。今年は16年ぶりに音楽制作を再開しアルバム「Compton」をリリース。さらに映画「Straight Outta Compton」のプロデューサーを務めてまた上位に戻ってきた。

2. Jay Z: 5,350万ドル


Jay Zは音楽ストリーミングサービス「Tidal」の立ち上げ人。RihannaやCalvin Harrisらが所属するRoc Nationを主宰し、ビジネスマンとしても成功を収めてきた。

1. Diddy 6,200万ドル


今期は音楽面での活躍はほぼないが、自身がプロデュースするウォッカブランド「Ciroc Vodka」が安定的な売り上げを出しており、1位の座を手にした。

ヒップホップアーティストたちは1人の実業家として様々な功績を挙げており、収入1位のDiddyは62億円にまでのぼる。あらゆる面で活躍するヒップホップアーティストたちの今後の活躍にも期待しよう。